日々の様子

【海山eco】海岸の海ゴミ調査

海山eco 2020.11.16

11/15に全6回中5回目の海山ecoを行いました。
天気は晴れ。
日影は少し寒さを感じますが、日向ではほんのり吹く北風が心地良く過ごしやすい環境でした。
今回から少しづつまとめに入る予定です。

っと言う事は、子ども達からの「遊びたい!」と言う反発が予想されます。
ですので、到着後すぐに「遊ぼう!」と週末の朝から海岸で思いのままに遊びました。

まさか海に入るとは思いませんでした。
それも一直線に。

靴を脱いでくるのを忘れた子が、何とも言えない様子で他の子を見ています。

11月後半に入ったとか、世間ではクリスマスに向かっているとか関係ないですね。
海があったらとりあえず入る。
たまに帰るのが夜遅くになり少し空腹感があると家でご飯を食べられるのに
何となくコンビニに入ってしまう感覚と近いものを感じます。

海に入り気持ちが良くなったら陸でも遊びます。
水の次は砂の感覚

前回から遊びが継続しています。
この場所に砂の町を作っています。
海山ecoの内容とは少しそれますが、子ども達の成長にファンタジーは欠かせません。

こちらは、いきものを捕まえる罠を拾いました。

枝を見つけてきて流されないように固定し投入。

朝早かったのとタイミングが良かったので早めにお昼ごはん。
ご飯を食べながら考える事は「罠に何がかかっているか?」
想像が楽しすぎてご飯に集中できず中々食べ終わらないので
中々見に行けないと言う悪循環がうまれていました。

ご飯を食べ終え、お弁当をリュックにしまい、ワクワクで罠を見に行くと・・・
お分かりいただけるだろうか・・・

何か黒い物がいる事を・・・

この後間もなくして逃げられました。

っが、再度挑戦し大きなカニを捕まえました!

もう結構遊んだでしょう!とりあえず1時間半はもつでしょう!
と感じたので、本題の環境活動を行いました。
今回は海岸線の海ゴミ調査を行いました。

「マイクロプラスチックは海岸のどこにあるでしょう?」
子ども達のイメージでは海岸≒波打ち際。

子「これかな?」「ほっしー!これマイクロプラスチック?」
ほ「これはサクラガイっていう貝殻のかけらだね。」

子「これはマイクロプラスチック?」
ほ「これは貝殻の破片だね」

子「全然ないじゃん!」「この海は綺麗だからないんだよ!」「もう帰ろー!」
ほ「いやいや待って!海ゴミはどこから来る?どうやって来る?」
子「町から流されたり、飛ばされたり。」
ほ「そうだよね。流された後も飛ばされたりするとしたら?」
子 ビニールの気持ちになって波打ち際から少しヒラヒラ飛ばされてみる。
子 飛ばされたところで探し始める。

「あったー!」
「こっちもあったー!」

そこにはマイクロプラスチックがたくさんあり
数分でこの量が集まりました。

ベースに戻り皆で、ふり返りとまとめをしました。

1枚目はどのあたりにマイクロプラスチックがあったか。
2枚目はどうしたら海ゴミが無くなるか、それに対して自分が出来る事は何か?
難しい内容ですが、皆頑張って考えていました。

次回は最後の活動になります。
全6回をまとめる作業に入ります。
今回ほど遊べませんが同等の価値があるものになるでしょう。

ほっしー

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