【海山キッズ】磯遊び&釣り体験 in大磯 5月8日

今回の海山キッズは大磯の海で活動を行いました。
メインイベントは磯遊びと釣り体験です。天気も遊び日和で最高の一日でした。
まず、海に着いて注意点の説明から始まります。
「磯は海藻などがあるから滑るので、ジャンプしたら危ないよ。」
「暑い日は熱中症になるから帽子をかぶってね。」など安全な活動になるように話をします。
帽子を忘れてしまったらこんな感じで頭を守りました。
このような説明も含めて、自然で遊ぶための学びがたくさんあるのが活動の大切な部分の一つでもあります。
説明が終わったら、磯遊びチームと釣りチーム、テトラポッドチームの3つに分かれて活動を開始しました。
まずは釣りチーム。
マイ釣り竿を持ってくる子がいるほど、釣りチームの子どもたちは釣りを楽しみにしていました。
竿に針、おもり、餌をつけていよいよ釣りの開始です。
はじめは上手に投げることが出来ません。どうやったら飛ぶかを考えて何度も海に投げます。
そして、釣りは慣れていないとたくさんのトラブルが起こります。
海中で海藻に引っかかって取れなくなったり、糸が絡まって戻らなくなったり、餌が上手に付けられなかったり。
「どうやったらできるの?」
「おぉー!めっちゃ飛んだ!」
「もう無理だー…。」
色々な声が聞こえてきます。
一方その頃、磯遊びでは生き物探しをしました。
カニ、牡蠣、ワカメなど様々な海の生き物を発見しました。
日差しが強くなってくると、だんだんとテトラポッドの下の日陰で遊び始める子が増え始めます。
中は丸い石を集めて並べたり、お弁当をそこで食べたり、それぞれのお家のような役割になっていました。
子どもによっては、帽子置き場や門番などを作っていて、中はそれぞれ仕様が違ったりもしていました。
お昼ご飯を食べて体力を回復します。
午後も釣りは継続です。大物狙いで海に向かいます。
磯遊びは、ワカメを木に乗せて海に流す遊びが始まりました。
海に入って、流してを何度も繰り返して遠くを目指します。
そうしたら、横で石投げ大会も始まりました。
水きりをしたり、浮いている木を狙ったり、遊びは楽しいものに変化し続けます。
ある子は水きりが全然うまくいかず、石が跳ねませんでした。
スタッフが「もっと指を使うといいんじゃない?」とアドバイスをし、それを実践してみます。
練習を続けたある時、「ポン、ポン」と2回跳ねるのに成功しました。
「おー!成功したじゃん!!」やっと石が跳ねました。
その後、練習し続けた結果3回跳ねまでできるようになりました。
その時の顔はとても嬉しそうな表情をしていました。
努力を積み重ねたうえでの成功体験が、さらなる努力に繋がることを見ることが出来たとても良いシーンでした。
遊び続けて、海に入ったので服はびちょぬれ。風が出てくると段々と寒くなります。
「走ったらいいんじゃない?」「もう一回海に入ったらいいよ」
そんな時に「石って温かいな~」「え、マジで!?」
体温を下げないための方法も自然から学んでいきます。
帰る時間になりました。ひたすら遊びクタクタの状態で帰路に着きます。
結局、釣りは3センチほどの魚(カサゴ?)が一匹だけ。食べられる魚は釣れませんでした。
着いてからはいつものように振り返りをしました。
今回もたくさんの発見や学びがありました。
今回は、いつもよりも多い子ども達が参加しました。
人数が多くなると遊びの選択肢が広がり、自分が好きな遊びに入って行くことが出来やすいです。
今回は海での活動で、潮が変わったり、風が強かったりと自然から学ぶことも多かったでしょう。
このような経験の積み重ねが、自然をより楽しむための知識になっていけば嬉しいです。
ライトマン