日々の様子

【もあなのいえ】地球の日『森林減少と食の関係』

もあなのいえ 2021.12.14

第2回地球の日「森」を行いました。

今回はテーマは「森林減少と食の関係」です。

人が食べ物を作ることが森林にどのように影響があるか考えました。

今世界では人間が生命活動をするとともに森林は減少してます。
原因としての一つに世界では人口の増加をしていることで食糧が追いついていない状況があります。
森林を切ることで農地を拡大(プランテーション農業)し大量生産を行っています。

農地を拡大することで森林は壊されていき森の機能が低下し
森が無くなることで生物多様性保全機能が崩壊します。
そうなると、自然界の生態系が崩れ絶滅する動物が現れます。

熱帯雨林では30年前と比べ森が半分以下となり、
人は森を農地に変え「アブラヤシ」「トウモロコシ」「カカオ」「バナナ」などを作っています。
子どもたちはそれを聞いて
「動物が死ぬのはかわいそう!」
「人間って最低だ!」

次に農地で作っているアブラヤシって何なのか伝えました。
アブラヤシは果実から無駄なく大量に生産できる世界で一番消費量が多い植物油です。
現在、地球にやさしいバイオ燃料として需要が高まっています。
需要が高まっていますが人口増加の為、いくら無駄なく大量に生産できても足りない現状です。
そのため熱帯雨林を切り農地を拡大して生産しています。

環境に良いことをしているのに木を切り農地を拡大し真逆のことをしています。

最後にこのまま続けていくとどうなるか?
私たちにできる事を考えました。

▽パーム油を使っていない商品はどのくらいあるかな?

子ども「パーム油を使わなければいいじゃない?」

大人 「お菓子とかカップラーメンたべられなくなるよ?」

子ども「それは嫌だな…」

私たちにとってパーム油はなくてはならないものです。
同様に森林もなくては人は生きて行くことができません。
このまま続けていくと、地球環境や人間の食べ物に影響が出ます。
森林減少を防ぎながら、パーム油を使うためにRSPO(持続可能なパーム油の為の円卓会議)が認証するものを意識的に買うことで森林を守りながら持続可能なパーム油を使うことができます。

人が食べ物を過度に作ることで森林が減少している実態があります。
私たちが知らず知らず食べているものが、森林を壊している原因となっているのです。

▽当日の活動の様子

もあなのいえ 矢野
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー学童保育もあなのいえ無料体験

学童保育もあなのいえに興味のある方は、お気軽にお問合せください。

無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17:30頃お迎えに来て頂き、30分程度お子さまの様子や入所についてお話をします。

【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生

【お問い合わせ】

放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
横浜市営地下鉄センター北駅より徒歩5分
電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.or

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