【もあなのいえ】地球の日 『森林減少と人間生活』
今回の地球の日は『森林減少と人間生活』というテーマで行いました。
森に住んでいる人々の生活や、私たちが生きていることで、どのように森林減少に関わっているのでしょうか。
まず初めに質問しました。
「この中で森林減少に関わっているものは何でしょう?」
道路、机、ゴム、紙の4つを提示しました。
「2つかな」「机は木から作られているから関係あるね」などの意見が聞こえてきました。
答え合わせは一番最後に。
まず初めに、森林に住んでいる部族の動画を見ました。
先祖代々守ってきた土地を守りたい森林民族と、違法伐採を行っている人々がどのようにして土地に対して折り合いをつけていくかという話です。
森林民族は、その土地で生まれ、その土地で生涯を終えるということがとても大切です。また、そこにあるものを食べて生活し、その土地を守ってきた歴史があります。
一方、違法伐採をしている人々はその伐採を仕事として行っています。そこで収入を得られなければ生活ができなくなります。
この土地をめぐり死者が出ることもあるそうです。そのくらい土地をめぐる争いは彼らにとって重要なことなのです。
次に、人の生活の中で森が関係しているものについて考えました。
家畜や農業、インフラ整備や火災など多くの要素が森林破壊に繋がっていることを知りました。
紙パルプ用の植林地は紙を生産するたびに森が減っていっていることになります。紙ストローなどプラスチックの代用品として使われることもある紙ですが、それがいいことであるとも言えないのが現状なのです。
また、普段食べているポテトチップスなどは、前回学んだパーム油が関係していて、それも森林減少の大きな一因となっています。
▽人間の生活で森林を破壊しているものを予想して発表してくれました!
では、最初の問題の答え合わせです。
「道路、机、ゴム、紙の中で森林減少に関わっているものは何でしょう?」
正解は全部です。
私たちが快適に暮らすためには森林減少がセットになってしまう世の中なのです。
では、今この瞬間に木が無くなったらどうなるのでしょうか?
もあなのいえは多くが木で作られているので、無くなるものも多くなります。
「キッチンの壁」
「トイレが無くなっちゃう~」
「鉛筆無くなる」
「本も全部消えちゃうね」
多くの物が森林と関わっていることを実感できました。
今回は森林減少について学びました。
森林減少の問題点は多くありますが、だからと言って全く使ってはいけないという事ではありません。使った方がいい木ももちろんたくさんあります。
ここで大切なのは、正当に生産されている木を選ぶことです。正当に生産されている木と違法伐採の木ではもちろん価格にも差があります。安い方を買ってしまうと違法な木への需要が増大し、正当に行っている林業が衰退してしまうのです。
子ども達の「森に住んでいる人たちかわいそう…。」など知ることが森林減少を止めるはじめの一歩であると思いました。
ライトマン
▽当日の活動の様子はこちら!
学童保育もあなのいえに興味のある方は、お気軽にお問合せください。
無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17:30頃お迎えに来て頂き、30分程度お子さまの様子や入所についてお話をします。
【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
【お問い合わせ】
放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
横浜市営地下鉄センター北駅より徒歩5分
電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.or