【冬の冒険キャンプ2021】~スキー~ Vol.4
3日目の午前・午後、4日目の午前と一番長い活動時間を占めているのは、みんなが楽しみにしていたスキーです。
毎年使用しているスキー場では毎年面白い珍事件が起き、「去年は○○だったよな~」など、これまでの記憶が蘇ってくる場所です。
スキーは初心者、中級、上級の3クラスに分かれて活動を行いました。
■初級クラス
スキーをするのが今回初めての子、およびゲレンデに行く自信が少しないという子がこのチームに入ります。
ㇵの字で止まる練習、左右に曲がる練習など基本的な内容を伝えます。
やはり初めてなので、転びながら練習します。
「あーーーぁぁ。」
止まれずに通り過ぎていく子がいましたが、止まれなくなった時の最終手段は転ぶこと!
何度も雪に突っ込みます。
でも、転びながらも上達を感じる場面はたくさんありました。
「あ、止まった。」
できなかったことが突然できるようになります。
自分の急成長に気づいていないようで、自分でもできるようになったことに驚いているようでした。
止まれるようになる、曲がれるようになるなど急激に成長し、スキー1日目の開始1時間でゲレンデデビューしました!
そこからはスピードを出したり、滑るコースを選んだりと自分で滑る楽しさを感じているようでした。
■中級
このチームは緩やかなゲレンデは簡単に滑られるチームです。
スピードを出す楽しさもみんな知っています。
みんなで競争をしたり、直滑降で下まで行ったりと、スキーを堪能していました。
チームごとに滑るコースを選ぶのですが、時には難しいコースに挑戦することもあります。
誰かが怖がっているとき、滑っても転んでしまう時には、みんなで大きな声でアドバイスをしてあげます。
「ブレーキしながら行きな!」
見るからに滑りたい気持ちが溢れている子もいますが、その気持ちをグッと抑えて、仲間での行動を尊重していました。
▼すごいスピードで進んでいってしまうので、写真は後ろ姿が多くなってしまっています。
▼休憩中は行動食を食べながら、次に滑るコースの相談をします。
■上級
このチームは、スキー場にある大抵のコースを滑ることができるチームです。
子ども達の中でステータスになっている『かもしかコース(傾斜が急なコース)』に行くことができる唯一のチームでもあります。
ここのチームはほぼノンストップでひたすら滑ります。
「じゃあ、下のリフト集合ね!」
先頭の大人と最後尾の大人の間で、自由に下まで降りて行きます。
スピードを出すことができるので、下には一瞬で着いてしまいます。
なので、全体の時間の中ではリフトに乗っている時間の方が長くなります。
「お前の好きな人だれ?」
高学年チームはこんな話で盛り上がったりもしていました。
また、リフトから遠くのスキーヤーを見て、マネするポイントを探したりもしました。
3チームに分かれはしましたがみんな協力的で、中級の子の板が外れていたら上級の子がサポートする姿が見られたり、初級の転んだ子を応援して持っていることもありました。
個人で滑っているように見えますが、全体でスキーをしているという認識が子ども達にはあり、1日目と2日目の活動での絆がこのような行動に繋がったように感じました。
ライトマン
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