【2022秋アドベンチャージャーニー】１日目

2022秋アドベンチャージャーニーに行ってきました。

アドベンチャージャーニーとは、事前会議にて話し合い子どもたちが計画し、現地に向かい2泊3日の生活を自分たちで行う旅キャンプです。
今回の参加者は3人。色々な意味で少数精鋭の濃いメンバーで活動を行います。

それでは、日にちごとに活動を紹介します。

1日目
初日は子ども達と決めた時間と場所に集まり、事前に準備した備品をリュックに詰め出発！

今回の移動では、アドベンチャージャーニー経験者の子がいるため電車の乗り換えは順調！
事前作戦会議でのメモと夏の記憶を比べながら計画通りに移動することができました。

電車の中では、周り気を付けながらバランスゲーム。

絵しりとりをしたりなど穏やかな空気感で目的の駅まで過ごしました。

目的の駅に到着し活動地の管理している方と合流しスーパーへ3日間の買い出しに行きます。

今回のキャンプでは、子どもとスタッフのご飯は別々に作り食べます。
その理由としては、非日常的場環境の中で子ども達には色々な成功失敗体験を経験してほしい。子どもの世界に大人が入ってしまうと無意識に成功体験を押し付けてしまう可能性が大いにあると感じます。
挑戦する。成功失敗し子どもたちで考える。何事でもやり直す。
このことを何回も何回も繰り返すことで子どもたちの「生きる力」につながると考え、子どもと大人で分けることとなりました。

スーパーでは、色々なものに目移りしながらも目的の食材を入手しキャンプ場へ向かいます。

キャンプ場へ到着！時刻は14:30
移動や買い物等で、昼食を食べていないためお腹はペコペコ。
管理している方の話を聞いた後にお弁当をいただきます！

昼食を食べ終え活動開始！

まずはテントの設営から！
サッカーコートほどの広さのフィールドで男女で場所の取り合いから始まります。
天気予報では2日目夜から雨予報。お互い生活拠点からより近いところにテントを建てたい。

男子「テントが自立しない！！なんでぇ～！」
それもそのはずテント用のポールを地面に直接刺しているからです（笑）
周りで設営している女子、スタッフ用テントと見比べポールの止め具に気づき無事建てることができました。

テントの設営を終えると周辺環境の探検に行きます。
近くの雑木林で白樺の倒木を発見！
ほっしーから白樺の皮が良く燃えることを聞きナイフやナタを使用し皮を剝いでいきます。
※管理している方に許可をいただきました。

周辺環境探検から帰ってくると夕食の準備を始めます。

事前会議から火をつけることが不安と子どもたちで話していましたが…。
予想は的中。なかなか火が付きません。ひたすら薪を組んでは消えを繰り返します。

ちなみにスタッフのご飯は塩釜焼きと味噌チャーシューラーメンです。
スタッフのキャンプスキルを背中と料理で伝えます。

気づいたら周りは真っ暗。「火がつかない…。」時に弱音も聞こえてきます。
釜戸の周りに集まりどうしたら火が付くのか考え話し合います。

何度か挑戦したところで、スタッフから火がつく条件を子どもに伝えました。
・燃えるもの(皮→小枝(鉛筆の芯・鉛筆・指の太さの順)→枝→薪)
・酸素(空気)
・温度

まず火をつけるために燃えるものを再び準備します。
麻ひもをほぐし着火剤に、木の棒からフェザースティック、ナタで枝の作成を行います。

火が付いたのは20:30。
火をつけた後に食材を切り始めたため、ご飯を食べ始めた時間は22:40。

夕食の準備から食べ始めるまでに約6時間40分
今回のメニューはスパゲッティー、いただきます！

お昼から何も食べていない子どもたち、一日中体を動かし頭も気持ちも疲れていたと思います。
作り終えたスパゲッティーを数分で食べ終えてしまいました。

そこから洗い物、備品の片づけを行い寝床に入ったのが日付を超えたころ。
まだまだジャーニーは始まったばかりです。2日目どんなことが巻き起こるのか楽しみです。

おやすみなさい。

てっちん

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