【冬の冒険キャンプ2024】2日目

冬の冒険キャンプ2日目
朝5時ごろ、布団の中でモゾモゾと動き始める子どもたち。起床時間は7時ですが、目が覚めてしまったらじっといられるわけがありません。
布団の中でコソコソ話が段々と声が大きくなり、スタッフに注意されてしまう子もいました。
7時。 早起きした子どもたちは「やっと活動が始まる」といった様子で元気一杯!
朝食では「今日はスノーシューだよね?」「今年のガイドもみねちゃんかな〜?」など2日目のプログラムを楽しみにする声が飛び交いました。
食後、宿の玄関で現地で長年ガイドをしているLittlePeaksのみねちゃんがお出迎えをしてくれスノーシューハイクプログラムの準備が始まります。
スノーシューを装備し準備万端!
スノーシューに慣れるために大人も子どもも毎年恒例の1本勝負の坂ダッシュ!
旗は3本!
「位置について、ヨーイ、ドン!」みねちゃんの合図にて一斉にスタートします。
旗を取ったのは、上級生の男の子とスタッフのほっしー、てっちん。
慣れない足元の中みんな頑張って走りました!
スノーシューに慣れてきたころ、みねちゃんを先頭に雪山へ入っていきます!
歩いている時でも手にはいつも雪があり、口が寂しくなった時に食べていました(笑)
「ちょっと止まって~」みねちゃんから声がかかります。
「ここで問題です!この雪にあるこの痕跡は何の動物でしょうか?」
子ども達から予想した動物の名前が口々に出てきます。
ある時「もぐら」と小さな声で答えができてきました。
「正解!」もぐらは一本の線にして痕跡を残します。この棒状の中に一本細い線があるとネズミであることをも教えてくれました。
道中、雪国ならではのブリザードも体験しました!
「なんだか雪が踊っているみたい!」
「うおぉぉぉ!すげぇぇぇ!」
ゴーグル越しではありましたが子どもたちの興奮している表情が印象的です。
木道に入ると風が止みました。周りに木があり風をガードしているからです。
木道では1列が基本!先頭のみねちゃんが歩いた道を歩いて進みます。
一歩道を外れると大人のお腹くらいまで雪があるそうです。
歩きながら周りをキョロキョロ、雪のテイスティングも忘れずに。
クマ避けがあったら全員が「チーン!」と1回ずつ鳴らし進んでいきます。
「はい!みんな止まって!前に詰めておいで!」みねちゃんが新たな動物の痕跡を発見したようです!
みねちゃんが持っている物に子どもたちは興味津々!一気に注目が集まります。
見せてくれたものは動物の毛で、熊のものだそうです!
熊の毛は、太そうに見えて夏毛は人間の毛より細いことや毛皮にするのは冬の毛であることを教えてくれました。
子どもたちからは「お土産で持って帰りたい!親に自慢したい!」と興奮気味でした。
続いては、凍っている池に到着!
池の氷が割れないように接する面積を増やしながら進んでいきます。子どもたちもこの時ばかりは慎重に進んでいました。
池から少し進むと、手すりの下は50度くらいの崖。
雪を落とすと、コロコロ転がり落ちていきます。
「落っこちたら怖いね~」としっかり掴みながら先に進みます。
ツルツル滑る階段を降り、橋を渡ると今回のメインポイントに到着です。
近くに寄り上を見上げると迫力満点の凍った滝。
「おぉおおお!」と歓声が上がる子もいれば「あのつらら食べたい!」と話す子どもチラホラ。
見事つららをゲットし大切に食べる子どもたち。
今年も来たぞぉ!!凍ってたぞぉ!っということで記念撮影。
帰りは道なき林を進み、雪まみれになりながら帰ってきました。
昼食を食べるために宿までの道中「楽しかったぜぇ~!!」とこの表情。
午後は雪上運動会!昼食を食べ少し休憩…。
午後のプログラムスタート!
雪上運動会ということで何種類かの種目をチームに分かれて行います。
1種目目は雪合戦!
チームごとにすだれを使いガードや雪玉を作ったり、作戦を考えたりして試合開始!
なかなか決着がつかず、白熱の3回戦となりました。
続いての種目は、綱引き!
勝つために体は雪に寝そべる形!足元の雪を固め踏ん張れるように!チームで掛け声を決め力強く引っ張る!
それじゃあ、一旦休憩!
「よし!山の方登ってくる!」と何人かの子どもたちがそりを持って出かけていきます。
子ども達に遊びの中で、休憩という言葉はありません。
3種目目はそりを使ったリレー!
そりに雪玉作りを乗せ、落としてしまったら拾い交代する競技です。これが意外と難しく、神経を使うゲームです。
歩いても勝てませんし、早すぎてもそりの上にあるものが落ちてしまいます。みんな慎重に進み次の人へバトンパス。
雪上運動会が終わり、宿でまったりタイム!
玄関の前に濡れた靴下やグローブを乾かしながら夕食の時間を待ちます。
待ちに待った夕食の時間。
子どもたちはお腹ペコペコでモリモリ食べます!
宿のスタッフの方に「今年は残食が本当に少なくて嬉しい」とお褒めの言葉を頂きました!
2日目のナイトプログラムは巨大かまくら作りに挑戦しました。
日中の疲れやこれから3日目、4日目の活動もあることを考慮し活動は任意参加。例年では珍しく上級生が沢山参加してくれました。
ひたすら雪を一か所に集め、ひとまず大きな雪山を作っていきます!
目標は「4年生の男の子が2人入れる大きさ!」とみんなで決めせっせと集めては運ぶことを繰り返します。
集めていくと次々と問題発生!
「雪がサラサラすぎていっぺんに運べない!」
「山の周りの雪が無くなって少し遠くに出稼ぎに行かないといけない!」
「たくさん雪を運んでいるつもりなのに一向に高くならない!砂で作る山はもっと簡単なのに!」などなど
しかし毎年冬キャンプに参加している子どもたち。頭の中を雪モード、全員で協力モードへと切り替え作業効率アップ!
・バケツいっぱいに押し詰め無駄なく雪の確保!
・雪を切り出す人や運ぶ人など役割を決め全員が無駄のない動き!
・高さだけにとらわれず、雪山の土台を大きくし周りから固めボリュームアップ!など
ナイトプログラムに出かけた子どもたちが一心一体となり活動しました。
「今日はここまで!!」とスタッフから声がかかります。
1時間でこのサイズ感!子どもたちも同行したスタッフも満足の出来栄えです。
宿までの帰り道
「かまくら作り楽しかった!」
「ナイトプログラムに来てよかった!」
「明日もナイトプログラムあるよね?!かまくら作りできるよね?!」と口々に話す子どもたち。
「あっそうだ!今日のナイトプログラムは部屋で遊んでいる子どもたちには内緒にしよ!」
「いいね!話したら働いてもないのに入りたいって言ってくるだろうし!」
宿に到着し、部屋で遊んでいた子ども達に会うと言葉には出さないけれども、楽しかったという雰囲気が表情ににじみ出てしまっている子どもたちでした(笑)また明日のナイトプログラムの活動が楽しみです。
その後就寝時間からすぐに、どの部屋からも寝息が聞こえてきました。
次のブログは3日目です!1日中スキー体験を行いました。
次回もお楽しみに!
てっちん
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