【夏の冒険キャンプ2024】2日目
夏の冒険キャンプ2日目です。
キャンプ1日目の夜に地震があったため、2日目に予定していた海での活動が急遽中止。川とプールでの活動に変更しました。
子ども達は海に行けないので残念そうな様子ですが、キャンプ自体が中止になるのではなく内容の変更ということを聞いて『遊べなくなったわけではない』とホッとした気持ちもあったようです。
時間は十分ありますから、西伊豆を遊び尽くすのみです!!
【川に向かうまで】
朝起きたら、まずは食堂で朝ごはん。
この日も遊び尽くしの1日ですので、たくさん遊べるようにご飯をもりもりいただきます!
▽出発の時間までに身支度を済ませます。子ども達は朝から大忙し!!
【川遊び】
この日も川遊びは大盛り上がり!
ターザンロープは順番待ちの列ができています!
ただ、昨年度もこのキャンプに参加した子からは小さな不満の声が…。
「なんか浅くなったから飛び込んだりできないね…」
下の写真で子ども達が立っている場所は昨年度は3m近くの深さがありました。
しかし、1年間で石が堆積してここまで浅くなってしまったのです。
▽3mあった深さが子ども達の足首まで上がってしまっていました。
▽2023年度に同じ場所で撮った写真です。
どうしても飛び込みの楽しさが忘れられない子ども達。
昨年度と同じ場所で飛び込みをするためにどうしたらいいかを考えました。
「水の流れでここに石が溜まったなら、もっと強い水の流れをつくったら水が掘ってくれて穴開くんじゃない?」
「たしかに!それめっちゃいいじゃん!」
そういうと子ども達は飛び込みをしたい場所に水が流れるように石で壁を作り始めました。
▽川の真ん中に石を積み、水が多く流れ込むように工夫します。
▽だんだんと岩の壁ができてきました!
川の上流の流れが速い場所は大きな岩が転がっています。
ここからヒントを得た子ども達は大きな岩の方が流れを変えられると思い、次々に大きな岩を運び込んでいきます。
ですが、大きな岩ほど運ぶのに時間がかかり、2人がかりでも大変そうです。
そんなときに岩場から「おーーーい!!いいこと思いついた!!手伝いに来てーーー!!」と声が聞こえてきました。
見てみると2人で運ぶのも大変そうな岩をサーフボードに乗せていたのです。
「これなら簡単に運べるよ!!」
そこから子ども達が集まって岩をサーフボードに乗せていきました。
歩いては運べないような岩をいくつも乗せて、簡単に運ぶことができるようになりました。
いくつもの大きな岩を簡単に運び、サーフボードは川上と川下の往復を繰り返しました。
ただ、水量が多いわけではなかったので、この日1日で地形が変わることは無く、明日の午前中までに地形が変わっていることを期待しながらこの日の川遊びを終えました。
▽他にも水の掛け合いやサーフボード、生き物探しなども楽しみました!
▽生き物を見つけるため岩の下をジーっと見ていました。
【プール遊び】
昨日に引き続いてプールも大盛り上がり!
サーフボードや飛び込みをひたすら楽しみました!
▽バブルリングの練習。数回ですがリングを作ることにも成功しました!
▽プールサイドからの飛び込みでは飽き足らず、スタッフに「プールの遠くに投げて!!」と集まる子ども達。
▽次から次へと子どもが宙を舞います(笑) 投げられた子は「気持ちいい!!もう一回!!」と終わりがありません(笑)
【屋外プログラム】
本来であれば3日目のナイトプログラムに行う予定だった『ところてん作り』と『スイカ割り』を急遽2日目のプール後に準備しました。
2泊3日になってこのプログラムができなくなってしまったと思った子もいたようで「よっしゃ!」と子ども達のテンションも上がりました!
まず初めに『ところてん作り』です。
ほっしーからところてんはどうやって作られているのか、なぜこのキャンプでところてんを作るのかなどの話をしました。(西伊豆町はところてんの原材料である天草の生産量が多く、『西伊豆のところてん』は名産品となっています。)
ところてんを近くで見たり、天草をちょびっと味見してみたりしました。
普段あまり目にすることのない天草に興味津々の子ども達。
天草がところてんになるには煮込むのに時間がかかるので、煮込み始めたところで次のプログラムに移りました。
続いてのプログラムはスイカ割りです。
子ども達は「じゃあ俺1番にやりたい!」「ぼく先がいい!!」と順番決めに必死な様子(笑)
ここはスタッフで順番を決め、早速スイカ割りを始めました。
「真っすぐ!真っすぐ!!」
「もうちょっと右だって!!」
「行き過ぎたから戻って!!」
子ども達の大きな指示の声が広場に響き渡ります。
中には『前の人が割ってしまったら自分の番が来ないかもしれない』と嘘の指示をしている子もいました…(笑)
▽無事スイカが割れました~!!
割れたスイカはみんなで美味しくいただきました!
【野外炊事】
スイカを食べ終わったら野外炊事の開始です。
野外炊事ではカレーライスを作ります。
子ども達は『火おこしチーム』と『食材チーム』に分かれて準備を始めました。
火おこしチームは2つのかまどに火を準備します。
メタルマッチでの着火に少し苦戦中…。
▽お!点いたかな!?この火を大きくしないとカレーは作れません。
一方、こちらは食材チームの作業の様子です。
25人分の食材を切るのはとっても大変なこと。お家でのお手伝いの量とは比べ物にならないでしょう。
でも、美味しいご飯のためにチームのみんなで協力しながら準備を進めました。
食材を切る作業が終わり、火も安定したら、鍋を火にかけます。
火の近くは暑く、たくさんの煙で目を開けるのも大変なので、鍋を混ぜている人を気に掛けながら順番に鍋の番をしました。
▽今年もカレーの隠し味としてかつおぶしを準備しました。自分で削り出したかつおぶしは味が濃い!
そしてカレーが完成しました!
カレーは甘口と中辛の2種類を準備しました。
お腹ペコペコの子ども達はお皿に大盛りカレーを盛り付けていました。
▽この子のお皿に注目!
▽肉ばかり盛り付けている場面を発見!野菜もしっかり食べてほしいものですね…(笑)
「いただきまーす!!」
みんなで協力して作ったカレーは格別です!
▽食事中には創健社さんのサイダーもいただきました!
ご飯が終わるころには宿に準備していただいたお米は完食。カレールーもほとんど残りませんでした。
本当にこの子たちはよく食べます(笑)
【ナイトプログラム】
ナイトプログラムではこのキャンプの振り返りをしました。
2日目の夜ではありますが、ここまででもたくさんの面白かったエピソードがありました。
静かに目を閉じてこの2日間でどんなことをしたのかを思い出してみます。
川遊び、プール、ところてん作り、スイカ割り、野外炊事・・・
子ども達は1日中遊んで楽しい思い出を作りました。また、その楽しい時間に子ども達が笑顔を絶やすことはありませんでした。
地震の影響で予定していた活動をできなくなってしまいましたが、その時にあるもの、できることを最大限に使って子ども達は遊んでいました。
楽しいことに全力で打ち込んでいける子ども達は素敵だなぁと思います。
こうして、2日目の活動が終わりました。
子ども達の就寝前には一時的に大雨が降っていました。
「こんなに雨降ったら川の石流れてるかもね!」「たしかに!明日は飛び込めるかもよ!」
期待に胸を膨らませて眠りについたのでした。
ライトマン
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