【もあなのいえ】『フィリピンのゴミ問題からフェアトレードを知ろう!』
もあなのいえの夏休みイベントを行いました。
本イベントでは、LOOB JAPANの吉永さんに来ていただき、『フィリピンのゴミ問題からフェアトレードを知ろう!』をテーマに子ども達にフィリピンの現状についてのお話しとワークショップを実施していただきました。
※LOOBはフィリピンで青少年活動とコミュニティ開発を行っているNGO団体です。国際ワークキャンプやSDGsリーダー研修事業などを通じて日本とフィリピンのユース層の育成をしています。
まず初めに、フィリピンの現状についてのお話を聞きました。
アジアに位置するフィリピンはたくさんの島によって構成されている国で、日本からの観光客も多いですが、その一方で格差や環境破壊など経済成長する上での問題を多く抱えています。
フィリピンの現状について写真や動画を見ながら説明をしてもらいました。
中でも『ごみ山に住んでいる人がいること』『子ども達が働いていること』などは、横浜で不自由なく生活できている子ども達にとっては衝撃も大きかったのではないかと思います。
▽食い入るように話を聞いている子ども達。
この話を聞くまでは、ごみ山で生活する人がいるということを知らない子がほとんどで、そんな人がいることやその生活がどのようなものなのかは想像もしなかったことだと思います。
そのような環境の中でLOOBさんは、現地で生活する人たちに職を提供し、しっかりと対価を支払うという活動もしています。
※例えば、ごみになってしまうチラシやお菓子の袋などを加工して、バッグやストラップを作ってそれを売っているというものです。
▽現地での生活を取材した映像を見ました。
そこで今回は商品の中からチラシでビーズを作ってそのビーズでストラップを作るというワークショップを体験させていただきました。
▽現地の方が作ったチラシビーズを見て「これ本当に作れるの?」と子ども達。とてもチラシでできているようには見えません!
では、早速ビーズ作り開始です!
吉永さんにやり方を教わりながら、みんなで作業を進めていきます。
まず、型紙に合わせて紙を切ります。
切った紙はボンドでくっつけながらクルクル巻いていきます。
お互いを見合って手順を確認しながら作業しました!
綺麗に作るためには、線がずれないように丁寧に作業をする必要がありますので、子ども達も真剣に製作を進めています。
仕上げはマニキュアを塗ってコーティング。
これが乾いたらビーズが完成します!
作ったビーズを使ってストラップを作りますが自作のビーズだけでは数が少ないので、今回はフィリピンの職人さんが作ったビーズも混ぜてストラップを作ります。
様々な色や大きさのビーズがあり、子ども達は「どれにしようかな~!」と悩みながら好きな色を選んでいました!
そしてオリジナルストラップが完成しました!
自分で選んだ色なので、子ども達も満足そうな様子です!!
こうしてこの日の活動が終わりました。
子ども達は、世界には自分たちと違った環境で生活している人がたくさんいることを知りました。私たちの生活がどれだけ恵まれているのかを実感できたと思います。
ワークショップを通して楽しく学ぶことで、世界を知ることができるいい機会になりました。
今回の話を聞いたりワークショップをやった経験を通して、より理解を深めようとすることやフェアトレード製品を選ぶなど、行動が少しでも変わってくれると嬉しいです!
ライトマン
学童保育もあなのいえに興味のある方は、お気軽にお問合せください。
無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17時頃お迎えに来て頂き、1時間程度お子さまの様子や入所についてお話をします。
【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
【お問い合わせ】
放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
横浜市営地下鉄センター北駅より徒歩5分
電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org