【もあなのいえ】『緑道でクモ観察をしてみよう!』
今回は、昨年度にもお越しいただいた谷川明男先生にお越しいただき、『緑道でクモ観察』を実施しました。
谷川先生はクモの研究をされている方で、大学や専門学校で教鞭をとるほか、図鑑の作成や博物館への写真提供なども行っており、新種も多々発見されています!
そんなすごい先生と一緒に緑道へ行き、どんなクモがいるのかを探してみました!
緑道に到着し、クモ観察を開始します。
すると「ほら、ここにクモがいるよ~」と先生がクモを見つけて子ども達を呼びました!
集まる子ども達に、クモの種名、雌雄の見分け方、特徴、そのクモが何を食べるかなどを詳しく教えていただきました。
子ども達は先生の話に興味津々です!
そこからは子ども達は緑道に散ってクモを探しました。
そして、この日の活動の中でまだ見つけていないクモを見つけたら「せんせーーーい!!新しいクモ見つけたよーーー!!!」と先生を呼び、それが何のクモなのかを教えてもらいました。
▽先生は子ども達に呼ばれてあっちに行ったりこっちに行ったりと大忙し!谷川先生ありがとうございました!!
クモによって作る巣の形は違います。また、そのクモがその巣を使っているのか、もしくはもう使われていない巣なのかなども見た目の特徴から分かることがあるようです。
クモ自体だけでなく、クモの巣からも情報を読み取れるなんて素人には想像もつかない世界ですよね!
例えば、こちらはもう使われていない巣です。もし使われているとしたら、邪魔な枯葉はクモが下に落とすそうです。
また、こちらは木の皮に巣を作っているクモです。
枝と枝の間にクモの糸で巣を作るようなものを想像していた子ども達は少しびっくりしたようでした。
また、この他にも地面に穴を掘って巣を作ったり、巣が立体になっているものもいたりと、巣の大きさや種類も多岐にわたるようです。
▽様々な場所にクモがいることを知った子ども達は、捜索範囲を広げながら土の上や水の近くなども探しました!
▽「クモ捕まえた~!」近くで観察してみました!!
最後に、もあなのいえに戻って谷川先生へクモについての質問をさせていただきました。
「クモは全部で何種類いますか?」『1500種くらいいるよ』
「先生が見つけた新種は何がいますか?」『これもたくさんいるし、先生の名前がついているクモもいるんだよ』
「日本に毒グモは何種類いますか?」『人間に対する毒を持っているのは3種類だよ』
「クモに噛まれたら痛いですか?」『噛まれたら痛いけど、上手に持ったら噛まれないから大丈夫』
子ども達の質問に次々と答えてくださいました!
子ども達の質問の挙手も止まりません(笑)
もっとたくさんの質問をしたかったようですが、ここで活動終了の時間です。
こうして『クモの観察会』が終了しました。
今年は17種類見つけることができました。普段行っている緑道でこんなにたくさんのクモを見つけられるなんて、本当に驚きです!!
今回も谷川先生には、図鑑を持って緑道に行っても分からないような情報をたくさん教えていただきました。
毎年のことではありますが、谷川先生と一緒に緑道を歩くと、緑道の見え方が大きく変わるので、子ども達はもちろんスタッフも楽しい時間を過ごすことができました。
ある子は谷川先生に「先生!来年も来てほしいです!!」と直接お願いしていました(笑)
子ども達には今後も様々な場所でこういった知的好奇心を持ってくれると嬉しいです!
ライトマン
学童保育もあなのいえに興味のある方は、お気軽にお問合せください。
無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17時頃お迎えに来て頂き、1時間程度お子さまの様子や入所についてお話をします。
【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
【お問い合わせ】
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住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
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電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org