【海山現地集合解散】『鎌倉の里山を歩こう』9月28日

今回の海山現地集合・解散プログラムは『鎌倉の里山で歩こう』です。

以前の活動で顔見知りの子どもたちですが、最初は少し緊張している様子。

まずは緑地の地図を渡して、どのルートを歩くか考えてもらいました。
「ここは、富士山が見えるらしいよ！」
「てっちん(スタッフ)が言ってたけど、木道の道がおもしろいらしいよ！運が良ければリスも見られるんだって！」
「とりあえず外周コース行ってみない？」
1人ずつ近くにいる人に聞こえるか聞こえないかほどの小さな声で案を出し合って、出発します。

歩き始めて少し経つと、木の上からガサガサと音が聞こえてきました。
一定の距離を保ちつつガサガサ聞こえてきた周辺を注目する子どもとスタッフ。
出発前に野生のリスを見ることができることを聞いたので期待が高まります。

そして…「リスいた！」と大興奮♪

さらに進むと、てっちんオススメの木道が登場。
子ども達は「歩きやすくて気持ちいいね！」「ずっとこの道が続くといいのに～」と楽しそう。
自然に囲まれて足が軽くなったと錯覚してしまうくらいスムーズに進めます。大人だけかもしれませんが。

木道を抜け、今度は山道へ。
スタッフが「隊長！お水休憩はまだですか？！」と声を掛けると
先頭を歩いていた子どもが「まだ喉渇いていてない！けど次の開けた場所で休憩しようか！」
後ろの子ども達から返事は返ってきませんが、どうやら目線で感じ取っている様子（笑）

しばらくして「ここで休憩しよう！」と提案があり、みんなで一休み。
「プファ～！自然の中で飲むといつもより美味しく感じる！」と大満足♪

歩きながら、木の皮や葉、カタツムリやクモなど色々な生き物を観察しました。

途中、幹が割れている木を発見。
「登れそう！」ということで、チャレンジしてみることに！

続いての休憩ポイントは相模湾が見えるベンチで行動食タイム！海を見ながら疲れた体を癒していました。
子ども達に「今の体力は100％中どのくらい？」と聞いてみると
「70％」「80％」「85％」とまだまだ余裕たっぷりなようです。

休憩の後、子どもたちと相談をして次にどの道を進むのかを確認します。目的地は、大きなエノキがある広場。
「これまで通ってきた道を戻った方が近いいけど、まだ歩いてない場所も気になる。」と悩んだ末、未踏の道を選んで進むことに。

途中の分かれ道では地図を確認しながら道を決めます。
地図を回しながら「あっちじゃない？こっちじゃない？」と迷いつつ上級生が引っ張って進みました。

そして、長かった道のりを終え、目的地に到着！
スタッフが「よし到着！お弁当食べよ！」と提案しますが、「木登りが先！」と荷物を置いて早速木登りスタートです。

しっかり遊んだ後に、やっとお弁当。

自然の中でリラックスしながらいただきます。
少しの時間一緒に遊んだことで子どもたちの距離もグッと縮まってきました。

クモやカメムシが苦手な子ども達「レジャーシートに虫が上ってくる！ちょっと助けて！」
「僕に見せて！…虫は触れるけどこれは触れない！」と大騒ぎしながら足で退けていました（笑）

お弁当を食べ終えた後は木登りや生き物探し、どんぐり集めなど自由に遊びました。

帰る時間が近づくと「そろそろ帰る支度をして行こうか～」とスタッフが声をかけますが、子ども達から「最後に1回だけ木登りだけさせて！」ともう一登り！

帰る道では朝とは打って変わって、子ども同士がすっかり打ち解けあい笑顔で話していました。

今回の「鎌倉の里山を歩こう」では、子どもたちが自分で地図を見ながらルートを決め活動しました。
久々に顔を合わせ最初は少し緊張もあり、話がまとまらない場面もありましたが、徐々に協力し合って山道を進み、自然の中で一緒に遊ぶうちに仲良くなっていく過程が印象的でした。次回の活動でどんな風に関わりあうのかが楽しみです。

てっちん

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