【アドベンチャージャーニー2024】2日目

アドベンチャージャーニー2日目です。

 

朝は6時前に起床。

この時間帯だと、山に囲まれたこの場所に朝日が差し込む前なので少し肌寒いです。

「さっむ！！」と少し低いテンションの中、上着を着たまま活動の準備を始めました。

 

2日目の活動は釣りから始まります。

まずは釣りの準備としてエサ探しをします。

エサにするのはミミズなどの虫です。

 

初日にはそこら中にいた虫ですが、朝一は気温が低いこともあってテントの近くでは虫を見つけることはできず…。

ただ、餌がないと釣りはできません。

 

そこで「よし、木とかがある方も探してみよう！」と藪の中へ散策に行くことにしました。

▽道なき道を進んで行くと・・・。

 

「え、川じゃん…。」

「もうこれ以上進めないね」

 

進んだ先には大きな川があり、そこから先に進むのは難しそうです。

子ども達はやむを得ず引き返すことにしました。

 

結局、捕まえた虫はバッタやコオロギが数匹のみ。

これで釣れるのかは分かりませんが、ひとまず湖に行ってみることにします。

 

また、3人で向かうとご飯の時間が遅くなってしまうということで、釣りに2人が行き、1人は残って火おこしなどの朝食の準備を行うことにしました。

大漁で帰ってきて焼き魚が食べられるのを楽しみに待ちます。

▽「釣りのやり方調べるの忘れてた！」と急いで仕掛けの作り方を調べます。

 

近くの湖まで歩いて移動。

仕掛けを準備して、釣りをしてみました。

 

湖畔の少し離れたところでは、地域住民と思われる方も釣りをしており、次々に魚を釣っています。（その方は、餌や釣り道具などの装備をしっかりとされていました。）

「あの人たち、たくさん釣れているね！」と、子ども達は期待度MAXで魚がかかるのを待ちました。

 

5分・・・

10分・・・

30分・・・

1時間・・・

 

隣では魚がどんどん釣れているのに、こちらの竿はピクリとも動きません。

「もうお腹空いたなぁ…。」と子ども達の集中力も限界です。

 

2時間ほど待ちましたが結局魚を釣ることはできず。

道具を片付けて拠点に戻るのでした。

 

朝食の準備です。

2日目の朝食はフレンチトーストです。

朝の火おこしはかなりスムーズに進んだようで、先日の夜に2時間半かかったのが40分まで短縮できたようです！

 

甘く味付けした卵を準備して、小さく切った食パンと一緒に焼いていきます。

▽欲しかった粉砂糖が売ってなかったので、味付けは少し砕いた角砂糖で代用します。

▽洗い物を増やさないように鍋でそのまま食べちゃう！！「美味しいけど少し焦げちゃったなぁ」

 

ご飯が終わったらそのままおやつの時間。

マシュマロを焼いて食べました！

 

その後、子ども達はすぐに昼食の準備に取り掛かります。

昼食は『うどん』です。

お湯を沸かすために、焚火の火力を再度強めます。

▽薪を入れると煙もたくさん出ます。「目に染みる～！」

▽うどんの完成です！具材は作るのが大変だからと言って『素うどん』になりました。

 

食後にはおやつとして買っていたグミを焼いてみることに。

「ちょっと焦げたけど、ただあったかいだけって感じ」

▽食事の隙間時間で遊ぶ子ども達。長い杭を使って背もたれを作りましたが座ることはできなかったようです(笑)

 

遊びがひと段落したところで温泉に行きました。

昨日から焚火の煙に燻されていたので、一度においをリセットします。

▽温泉の前にあるマスコットにご対面。「なんだコイツ(笑)」と言いながらもじっくり見ている子ども達。

▽入浴後は大きなクマのソファで少しばかりリラックスです。

 

温泉から戻ったら、夕食の準備まで少し時間があったので、ほっしーのナイフワークレッスンがありました。

内容は『フェザースティックの作り方』です。

2日目の夕食、3日目の朝食、昼食とまだまだ火をおこす機会があるので、ここで習得しておくとかなり便利です。

 

フェザースティックはナイフの角度や力加減などで出来栄えが大きく変わります。

この繊細なナイフワークに苦戦しながらも、子ども達は火おこしのために練習していました！

▽上手に作ることができたら、ナイフで加工した部分に引火しやすくなります。

 

気付けば辺りは暗くなり始め、夕食の時間です。

夕食は子ども達がとても楽しみにしていた『焼肉』です！！

 

火おこしをして、ご飯を炊いて、暗くなった時のための薪の準備も済ませました。

スタッフから見ていても、これからすることに対してどんなことが必要なのかを予測し、準備することができるようになっていることを感じます。

 

お肉が焼きあがりました！

やっぱり子ども達は肉が大好き！

焼けたお肉を次から次へと頬張っていました。

 

ただ、晩ご飯のご飯は少しベチャベチャに。（ご飯の写真は撮り忘れてしまいました…。）

昨日の反省から、逆に水を入れすぎてしまったようです。

「やっぱ炊飯器ってすごいんだね～！」と普段の生活がどれだけ便利で恵まれているのかを実感したようでした。

 

夜はきれいな星空を眺めてから子ども達はテントに入りました。

空気が澄んでいるので星もよく見えます。

 

こうして2日目の活動が終わりました。

この日もご飯やおやつなどを時間に余裕を持ちながら堅実に準備し、たくさん遊ぶというよりはひたすら食べている印象の子ども達でした。

 

明日は最終日。あっという間に帰る日を迎えてしまった気分です。

起きたら食事の準備に加え、テントの撤収や自分の荷物の準備など盛りだくさん。

 

大忙しの3日目になることを子ども達はまだ想像もしていないでしょう。

 

ライトマン

 

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