【もあなのいえ】いえフェス『べっこう飴作り』

年に数回開催される特別イベント『いえフェス』。
スタッフが好きなことや得意なことを子ども達と一緒に楽しむイベントです。
今回テーマは『べっこう飴』!
べっこう飴とは、砂糖と水を加熱することで作ることができるシンプルなお菓子です。
シンプルな材料でできるお菓子ですが、加熱の温度によって硬さや食感、香りが変わる面白い特徴があります。
今回は、ただ作るだけでなく、温度による変化を観察しつつ、いつも食べている生活クラブのお菓子と組み合わせ、「自分だけのオリジナルべっこう飴」作りに挑戦しました。
まずは、砂糖と水を加熱するとどう変化するのかをみんなで確認をします。
オープニングでは温度によって砂糖水の性質や名前が変わることを子ども達に紹介をしました。
例えば、温度が107~115℃の時は「フォンダン」と呼ばれ、透明で粘り気の泡がでる状態に。
140℃になると「タフィー」と呼ばれ、ほんのり黄色ぽく変化します。
このように、温度ごとに異なる特徴があることを知ったうえで、飴づくりを進めていきました。
「どんどん温度が上がっていく!」
温度計の数字を見ながら、砂糖水の変化をじっくり観察します。
次第に砂糖水に変化が表れ始めました!
「なんかブクブクしてきた!」
「今はフォンダンかな?タフィーかな?」
プロジェクターの写真とフライパンの中で起きている変化を見比べながら「今どの段階なのか?」と予想している子ども達。
さらに温度が上がると、
「砂糖水の外側の色が変わってきた!」
「なんかいい匂いがしてきたよ」
温度ごとに取り出して、色の違いを見比べます。
「焦げててもいいから!小さいやつでもいいから!食べたいなぁ~」と周りで子ども達が狙っていました(笑)
べっこう飴の作り方を覚えたら、いよいよ本番!自分だけオリジナルのべっこう飴を作ります。
まずはトッピングに使うお菓子選びから。
「砂糖は熱いからチョコとかグミは溶けちゃいそうだよね」「でも、溶けたチョコやグミも美味しそうだから選んでみよう!」
「甘じょっぱいのって美味しいって聞いたことがあるから、おせんべいを入れてみよ~!」
それぞれが「美味しく食べるための作戦」を考えながらお菓子を選びます。
美味しいべっこう飴を作るために、子ども達は真剣に砂糖汁の変化を観察し、自分が思うベストタイミングを見極めます。
見ていると待ちきれず
「芋けんぴにこの砂糖汁をつけたら、りんご飴みたいになりそうじゃない?!」
とひらめき、ディップしていました!
べっこう飴色になったら、熱が冷める前に形を作ります。
「急がないと固まっちゃうよ!」とスタッフから声をかけた時にはすでに遅く
「まあ、いっか!」と形よりも「早く食べたい」という気持ちが勝っている子ども達でした。
さらに、選んだおやつをべっこう飴の上にトッピング!
近くの友達にアイディアを披露しあいながら、個性あふれるべっこう飴を作ることができました。
固まったら早速いただきます。
「甘くて美味しい!!!」
「少しカラメルになっちゃって甘苦いけど、これはこれで美味しい!」
「おせんべいとの相性が最高でいい感じ!」
自分で作ったべっこう飴の味は特別だったようでみんな大満足の表情でした。
今回の『いえフェス』では、ただべっこう飴を作って食べるだけでなく、実験的な要素を混ぜ合わせながら活動を行いました。
砂糖が変化していく様子を観察したり、トッピングの組み合わせを友達と考え合ったりとワクワクした時間を過ごしました。
「もっと色々試してみたい!」「もっと食べたかった!」と作る楽しさと食べる喜びを味わいながら活動ができたのではないでしょうか。
実際に作ってみると、奥が深いお菓子作り。また時間がある時に他のお菓子作りにもチャレンジしてみたいですね!
てっちん
学童保育もあなのいえに興味のある方は、お気軽にお問合せください。
無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17時頃お迎えに来て頂き、1時間程度お子さまの様子や入所についてお話をします。
【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
【お問い合わせ】
放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
横浜市営地下鉄センター北駅より徒歩5分
電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org