【もあなのいえ】アートの日 石塑粘土で作ってみよう

今年度も「アートの日」のプログラムが始まりました。
アートの日は、身近にある素材を使って自由な表現を楽しむ日です。
上手に作ることが目的ではなく、自分の気持ちやアイデアを形にすること、そして「その子らしさ」を大切にしている活動です。
また、友達の作品を見ることで、人との違いに気づいたり、お互いを認めあったりする経験が生まれ、そうした関わりの中で、子ども達の表現の幅や感じ方が少しずつ広がっていったらと思っています。
今回のテーマは「石塑粘土で作ってみよう」です。
「石塑粘土ってなぁ~に?」「普通の粘土(子ども達の思うあぶら粘土)と何が違うの?!」と工作が好きな子や、活動に興味を持った子どもたちが自然と集まってきました。
さゆりんから石塑粘土の特徴や普通の粘土との違いを教えてもらいました。
石塑粘土は、その名前の通り細かい石を主原料としたものです。
あぶら粘土と違い、乾燥すると硬く石のような質感となり削ったり研磨したりすることができるため、アクセサリーやアート作品など、幅広い用途で使うことができるそうです。
さっそく粘土に触り、小さい頃に遊んだ懐かしい感触を楽しみます。
「何を作ろうかな?」と考えるよりも、まずは手を動かして粘土の感触や性質を探る子ども達。
「全然伸びないね~」「乾いてくると固まっちゃうから急いで作ろう!」などと粘土の性質に気づいてきたようです。
作りたいものを各自で決めると、全体的に段々と口数が減り…一気に集中モードに!頭の中のイメージを粘土で表現していきます。
「イメージ通りに形にならない!」「思っていたより難しい!」と悔しそうにつぶやく子ども達。
この言葉の裏には「より良いものを作りたい」という気持ちがしっかりとあって、小学生らしいこだわりと一生懸命さを感じました。
また、ヘラを使って丁寧に表面を整えたり、細かい模様を掘ったりとリアルな仕上がりを目指す子もいました。
「粘土に色を付けたい!」ということで、絵の具で色を練りこんでみました。
すると手まで真っ青。「後で洗えばいいじゃん!」と気にせず夢中になって手を動かし続けていました。
最後は、ドライヤーで乾かして仕上げ。
「できたけど、ひび割れが気になる…。」と話すこの子。
濡れた筆で再度表面を整えて納得のいく作品に仕上げていました。
今回は石塑粘土という新しい素材に触れ、自由に造形し制作を行いました。
途中イメージ通りにならず悩む場面もありましたが、小学生ならではのこだわりや工夫を重ねながら、自分だけの作品を完成させていくことができました。
今年度も身近にある素材を通して、子どもたちの「自由な表現」「その子らしい表現」を大切にし楽しむことも忘れず活動していきたいと思います。
てっちん
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学童保育もあなのいえに興味のある方は、お気軽にお問合せください。
無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17時頃お迎えに来て頂き、1時間程度お子さまの様子や入所についてお話をします。
【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
【お問い合わせ】
放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
横浜市営地下鉄センター北駅より徒歩5分
電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org