【もあなブッシュクラフトキッズ】『焚火&ロープワーク』9月6日
もあなブッシュクラフトキッズの第5回目。
今回はこれまで習ってきたことの応用編として、デイキャンプを実施しました。
この日できる内容には、焚火、ナイフワーク、ロープワーク、タープワークがあり、これらの中から子ども達自身が選んで、実践してみることができます。
得意なものを反復するもよし、苦手なものを復習するもよし。
子ども達はどのようなキャンプ環境を作ることができたのでしょうか~?
今回の活動地は前回に引き続き海岸です。
荷物を運び込んだら子ども達に今回の活動について説明をしました。
スタッフ「今回は活動時間中の快適な海岸生活のために、これまで習ったブッシュクラフトの技術を使ってみてください!道具はあるものは自由に使っていいよ!」
これに子ども達は「火とかつけたらお弁当温められるんじゃない?」「木とかたくさんあるし家みたいなの作ろうぜ!」と張り切りモード!
早速、活動を開始します。
子ども達が早速取り掛かったのは火おこしです。
ほぼ全員が始めに火おこしをやっていました。(残りの数人はお弁当を食べていました(笑))
前回までに学んだナイフワークと火おこしの技術を使って準備をしていきます!
薪を細く切って…

細くなった薪をうまく組んで着火すると…

焚火の完成!
道具の準備から火おこし完了までの工程を5分~10分くらいで簡単に行うことができました。
この子は休みの日にも家族でキャンプに行ったりして火おこしやロープワークなどを練習したそうです。
この手際の良さと技術力はそこでの自主練習の賜物でしょう!!
▽お箸も自分で作り、早々に昼食です!

こちらの女の子2人組はメタルマッチを使って火種を作ることはできたようですが、そこから薪に火を移すのが難しいようです。
薪の種類や太さ、組み方などを変えながら何度も挑戦しています。

「海から風が吹くから消えちゃうんじゃない?」と何か思いついた様子。
薪にする板材をたくさん集めて、壁を作ってみたようです!
焚火を完成させるために工夫してみましたが、どうなるのでしょうか!?

結果は、薪を足すために開けた一辺からたくさんの煙が出るので、薪を足す子にすべてかかってしまいました…。
「たしかにそうなるか!煙突作ればよかったね…」と反省点を話していましたが、工夫自体はナイストライでしたね!

その後は多少の時間の差はありましたが、続々と火がついていきました。
火がついてからは昼食を食べて少しゆっくりしていました~。
大体1時間前後でつく子が多い印象です!!





1番に火がついた子は、着火後、早々に昼食を済ませてしまったので、他の子が火おこしや昼食を食べている時には、薪になる予定の長い板材を合わせて簡易ベッドを作成していました!
靴を脱いで横になり、火を見ながらくつろいでいます~!

焚火がひと段落すると、ある子達は「タープもやってみたい!」とシートとロープを手に、空いているスペースへ向かいました。
「この木も使えそう!」と拾った流木も持っていき、準備万端です!

ほっしーがあらかじめ設置したタープをお手本に、とりあえずやってみます。
記憶を頼りにしながら、「たぶんこんな感じだったはず!」とロープで縛ってみますが、バランスが悪くてなかなか立たず…。
ペグの代わりにしていた枝も、下が砂地なので簡単に抜けてしまいます。
「全然できない…。」と子ども達。
ほっしーからアドバイスをもらいましたが、子ども達の心はすでに折れてしまい、タープ張りは今回は諦めることにしたようです。
地面と風が変わるだけで、こんなにも難しくなることを実感したようです。
でも、子ども達の中で具体的な解決策は思いついているようなので、次回の設置に期待したいと思います!

「ここしか縛るの無理だったけど、なんか旗みたいで楽しい(笑)」

活動が終わり、帰るまでの少しの時間は海で遊ぶことにしました。
子ども達は火おこしやナイフワークが楽しかったのはもちろんですが、それでも目の前で行ったり来たりしている波には活動中もかなり惹かれていた様子でした。
片付けを急いで終わらせたことで、少し遊べることが分かると「やったーーーー!!!」と喜んで海に向かいました!


▽『濡れるの禁止』というルールの元遊んでいましたが、波のギリギリまで近づいてしまい、やはり濡れないのは無理でした(笑)


こうして1日の活動が終わりました。
これまで1回ずつ回を重ねていき、少しずつ学んできたブッシュクラフトの技術でしたが、いざ自分達だけでやってみることになると、難しさを感じた子もいたようです。
振り返りの時間では『どうして上手くいかなかったのか』『どうやったら上手くいったのか』を発表し、次回成功させるための意見交換を行いました。
子ども達同士で「薪が太かったんじゃないかな」「ロープのバランスはどうだった?」などそれぞれのできること・得意なことをみんなに還元する姿が印象的でした。
「焚火は楽しいけど、ロープは微妙だった」と言っている子もいましたが、できることは楽しくて、できないとつまらないというのは当然のことだと思います。
次回は今回の振り返りの意見を活かしながら、たくさん工夫して快適な環境で遊んでほしいと思います!
ライトマン
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