【もあなのいえ】アートの日 絵を描いてみよう 9月25日
9月のアートの日は「絵を描いてみよう」をテーマに活動をしました。
今回使った画材は、鉛筆や絵の具、筆など、学校や普段の工作でもおなじみのものばかりです。
活動が始まると子ども達から「今回は描くテーマはあるの?」と質問が。
「いつも通り自由に好きなものを描いてみよう!」とスタッフから伝えると、子ども達はさっそく鉛筆と紙を手に取り、思い思いに描き始めました。
まずは、下書きから。
身の回りにある大好きなものを模写してみたり、身近な文房具をかたどったりして、それぞれのイメージを描いていきます。



下書きができたら、次は色づくり。
色の3原色(赤、青、黄)を使い下書きで描いたものに合う色をイメージしながら混ぜ合わせて作っていきます。
絵の具や水の量を変えると色が微妙に変化するため、目的の色を探しながら楽しそうに作業をしていました。
「オレンジは赤と黄色だったよね?!」「なんか思っていた色と違う」
そんな声がちらほら聞こえ、まるで小さな研究室のような空間でした。
さらに”自分の手の甲”をパレットの代わりにしながら色をつくる子もいて、遊び心いっぱいの様子も見られました。

イメージ通りの色ができたら下書きに沿って塗っていきます。

講師のさゆりんと「何を描こうかな~」と話していたこの子は、さゆりんの「この前マスカット狩りに行ってきたんだ」という話を聞いて、フルーツを描いてみることに。
粒を塗る時にはグラデーションを工夫して「こうしたら本物っぽい!」と想像を膨らませながら色を重ね表現していました。

途中経過を見た友達から「〇〇ちゃん上手い!」「絵だけで美味しそう!」と嬉しい言葉を受け、ちょっぴり照れ臭そうな様子でした。
その後、最後まで集中して取り組み、完成すると「ふぅ…」とやり切ったような一言が聞こえました。

紙いっぱいに色を塗っていた女の子。
紙から飛び出して自分の手まで色を塗り「やっぱコレコレ!」と満足そうに笑っていました。

そんな様子を見ていたスタッフが「もあなのいえの貸し出しTシャツにペイントしてみたら?!」と提案すると
「やっていいの?!」と目を輝かせるこの子。
Tシャツを目の前に「どこに押そうかな~。よし!真ん中に!えいっ!」

それを周りで見ていた仲良しの友達も、「私もやりたい!」「足も裏も押してもいい?!」と加わり、2人でペタペタ!
「次ここがいいんじゃない?」「いいね!」と笑いながら手形や足形を押していき、にぎやかにペイントをしていました。

今回のアートの日は、自由に描いたり、パレットや手の甲を使って色の研究をしたり、Tシャツを大胆にペイントしたりと子ども達がのびのび楽しみながら表現する様子がたくさん見られました。
~おまけエピソード~
自分の手を絵の具で塗っていた女の子。
「細かい絵を描くのはあまり好きじゃない!今日みたいに気持ちのまま筆を動かして、手とか洋服なんか汚しちゃったりしてダイナミックに描くのが楽しい!」
と話してくれました。
年を重ねると”きれいに描きたい”や”失敗したくない”という気持ちや周り評価を気にして、自由に楽しむことに自ら縛りをかけてしまうように感じます。
正解のないアートだからこそ思いっきり自由に描く楽しさがあることを忘れずにいてほしいと改めて感じました。
てっちん
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学童保育もあなのいえに興味のある方は、お気軽にお問合せください。
無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17時頃お迎えに来て頂き、1時間程度お子さまの様子や入所についてお話をします。
【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
【お問い合わせ】
放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
横浜市営地下鉄センター北駅より徒歩5分
電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org
