【もあなのいえ】夏休みイベント 「太陽光」「養蜂」「ブルーベリー摘み」
7月最終週。
もあなのいえの子ども達と一緒に、相模原市にある「さがみこベリーガーデン」へ遠足に出かけました。
今回の遠足のきっかけは、今年度からさがみこベリーガーデンさんでつくられている太陽光電力を、私たちの法人施設でも利用させていただくことになったこと。
そこで今回は、小学生の体験活動として、ソーラーシェアリングや養蜂についてのお話を聞いたり、ブルーベリー摘み体験をさせてもらえることになりました。
「農業」と「環境」を掛け合わせた新たな取り組みを、実際に「見て、聞いて、体験する」ことができる貴重な機会です。
今回は、そんな子ども達と活動の様子をご紹介したいと思います。
農園に到着すると、まず子どもたちの目に入ってきたのは、ずらりと並んだ太陽光パネルとその下にあるたくさんのブルーベーリーの木。
さがみこベリーガーデンさんでは、36種類のブルーベリーを育てており、中には500円玉ほどの大きさの実もあるとのこと。
品種によって身の大きさや味も違い、食べることが大好きな子ども達にとって、探したくて、食べたくてもう待ちきれない様子でした。
【農業×養蜂】
ブルーベリー摘みをする前に、さがみこベリーガーデンさんから、養蜂やソーラーシェアリングについての取り組みのお話を聞きました。
養蜂の場所へ到着すると、子ども達から質問が飛び出しました。
「何で農園でハチを飼っているの?!」
「ハチがたくさんいると危なくないの?」
たくさんのハチを目の前に、普段あまり考えることのない「ハチ」と「農業」の関係に子ども達の「なんで?」が生まれます。
そこで、代表の小川さんとスタッフの小出さんから
・植物の受粉を助けてくれるハチの大事な役割
・養蜂によって採れた蜂蜜
・巣箱の中の様子
・ミツバチの天敵
などについて教えていただきました。
子ども達は、目の前のミツバチをじっくり観察しながら話を聞きブルーベリーを育てる上でミツバチが大切な存在であること知りました。
「ミツバチがいる」から「食べ物が育つ」
身近な生き物と私たちの食べ物とのつながりに気づくきっかけとなりました。


【電気×農業】
続いてはソーラーシェアリングについて。
実際に太陽光パネルの下に行ってみると、「涼しい」。この日陰はブルーベーリー栽培にとって大事なポイントだそうです。
植物にはそれぞれ生育に適した太陽の光の量や時間があるそうです。太陽光パネルによってできた日陰を利用しながらブルーベリーを育てているそうです。

「電気をつくるためのパネルだけれど、植物にも関係している」エネルギーを集め生み出しながら、同時に食べものを育てる。
そんな「電気」と「農業」を一緒に考える。新しい農業の形を実際に見て、感じることができました。
普段何気なく使っている電気。そして何気なく食べている食べ物。その二つが「太陽光」という一つのものに繋がっている。
子ども達にとって、そんな身近なものを少し違った角度から見る時間になったのではないでしょうか。
太陽光パネルと植物とのつながりについての話を聞き終え、待ちに待ったブルーベリーの試食タイム。
説明を聞いてる間も小川さん・小出さん→太陽光パネル→ブルーベリー→・・・
と子ども達の視線は行ったり来たり(笑)
どのブルーベリーが大きくて美味しそうなのか気になって仕方なかったようです。
「いただきま~す!」
「甘い!」
「これは、酸っぱい!」
「指で触ってポロっととれたものが食べごろらしいよ」
「これはどうかな?」

「これ大きい!」


「どれも美味しい!」
試食の時間、子ども達は品種の食べ比べをしたり、大きなブルーベリー探したり、食べることから子どもたちなりの「探究」が始まっていました。

ブルーベリーの試食をさせていただいた後は、農園の周りの環境についても見て回りました。
山の中で農業をしていると、やはり欠かせないのが害獣対策。
ブルーベリー農園の周辺を見渡してみると、動物が掘った穴がチラホラありました。
「この穴は昨日までなかった穴だね…」
「イノシシかな?」
子ども達が地面を観察してみると
「足跡が残ってるよ!」
「二本爪だからイノシシかも!」
と目の前にある「痕跡」から動物の姿を想像し始めます。
農業の現場には、植物やミツバチだけでなく、そこに暮らす様々な生き物との関わりがあることにも気づくことができました。

そして、害獣対策の一つとして設置されている電気柵も見せていただきました。
普段は夜だけ電流を流している柵ですが、今回は特別に弱い電流を流してもらい、ちょこっと触ってみて動物側になった気分を体験をさせてもらうことに。
触ってみると、ピリッと電流が流れます。
ここで子ども達の中で始まるのが度胸試し。誰が一番触っていられるかや、手を繋いでどこまで電気が流れるか、など子ども達の実験が広がります。

午前中の活動を終え昼食タイム&自由時間です。
昼食を食べ終えた子から、施設の周りの探検が始まりました。
「横浜より標高が高いから、もしかしたらミヤマクワガタがいるかも?!」と張り切って探検に出かける子ども達。
午前中に農園でたくさんの生き物について知ったこともあり、午後の活動まで「生き物探し」が続いていました。


午後の活動の前には、今回特別に農園で採れた蜂蜜とブルーベリージャムの試食をさせていただきました。

一口たべると
「甘ーい!」
と幸せそうな表情が広がります。
蜂の集めてくる花の種類によって蜂蜜の味が変わるそうです。

幸せな試食タイムを終え、待ちに待ったブルーベリー摘み。
グループに分かれ、かごに500g分を自由に摘み取れるゲームをしました。
ただし、このゲームには1つの条件があります。
「500gを越えすぎないこと!」
子ども達の「誠実さ」と「作戦」が問われるこのゲーム。さて、どうなるのでしょうか。

午前中の試食で品種によって味が違うことを知った子ども達は、味を確かめながらどんどん摘んでいきます。

「このブルーベリーが美味しい!」
「集中的に摘みこもう!」
各チームが作戦を立て、どんどんかごがブルーベリーで埋まっていきます。

ブルー―ベリーを積み終え緊張の瞬間。
結果は…どのチームも200g~300g程オーバーしてしまいました。
「えー取りすぎた。」
「500g」ちょうどを目指していましたが、目の前に美味しそうなブルーベリーがあると、ついつい手が伸びてしまったようです。

摘み取ったブルーベリーはパックに積替え、施設に持ち帰ります。


今回の活動、体験を振り返ってみると、子ども達が出会ったものがたくさんありました。
・太陽の光から電気をつくる「ソーラーシェアリング」
・ブルーベリーの受粉を助けてくれる「ミツバチ」
・そのブルーベリーを育てる「農業」
普段の生活では、電気がどこで、どのようにつくられているのか意識する機会はなかなかありません。
けれど、ここでは太陽の光から電気をつくりながら、その下でブルーベリーを育てている。
ミツバチが植物の受粉を助け、その実が私たちの食べ物へと変わる。
一見すると別々のものに見えるものですが、実は同じ場所でつながっていることを、子ども達は実際の景色を見ながら気づき知ることができました。
普段何気なく使っている電気や、何気なく食べている食べ物をいつもとは少し違った角度から見つめる一日になったのではないでしょうか。
私たちの選択や行動は、今日だけで終わるものではありません。明日、1年後、100年後。
未来の環境や暮らしは、今の私たちの1人ひとりの選択の積み重ねによって少しずつ変わっていくのかもしれません。
今回、私たち法人として、持続可能なエネルギーを利用するという選択をしたこともそんな未来への小さな一歩です。
ご興味を持った方は、是非1度当法人で取り組んでいる「100年先を見つめる保育園プロジェクト」や「さがみこベリーガーデン」さんへ足を運んで実際に見て、感じて、体験してみてください。
てっちん
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無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17時頃お迎えに来て頂き、1時間程度お子さまの様子や入所についてお話をします。
【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
【お問い合わせ】
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住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
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電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org
