【もあなのいえ】コラム:「自由に遊ぶ時間」の大切さ
こんにちは!もあなのいえのほっしー(星野)です。
小学生になると、子どもたちの生活は一気に忙しくなります。学校に通い、宿題をし、習い事や塾に出かける。カレンダーはびっしりと予定で埋まり、「遊ぶ時間なんてあるのだろうか」と思うこともあるかもしれません。もちろん、ピアノや英語、サッカーなど、習い事で身につく力は大切です。努力を続けることや舞台に立つ経験は、その子にとってかけがえのないものになるでしょう。しかし、そうした力はどうしても「一時的」な色合いが強くなりがちです。習わなくなれば薄れていき、別のことに挑戦すれば上書きされていきます。
では、長い人生を見通したときに子どもたちに本当に残るものは何でしょうか。教育学者ジョン・デューイは「教育とは生活の準備ではなく、生活そのものだ」と語りました。子どもは将来のために学んでいるのではなく、今この瞬間の生活の中で学び続けています。そして、子どもにとっての生活を一番豊かにするのが「自由に遊ぶ時間」なのです。

遊びには決まった答えがありません。誰かが教えてくれるわけでもなく、成功と失敗をくり返しながら、自分で考え、自分でやってみるしかないのです。ときには友だちと意見が食い違ったり、作った物が壊れて悔しい思いをしたり、思うようにできなくて涙をこぼしたりすることもあるでしょう。けれど、その一つひとつが子どもの中に深く刻まれ、心の土台になっていきます。親から見ると「ただ遊んでいるだけ」に映るかもしれません。でも、その「ただ遊ぶこと」の中にこそ、社会を生きていくうえで必要な力がたっぷり詰まっているのです。

自由に遊ぶ時間は、目に見えにくいけれど大切な力を育てていきます。友だちと遊ぶ中では「どうすれば相手に伝わるか」を考えることで人と関わる力が育ちます。遊びが思い通りにいかないときには気持ちを立て直す力が磨かれます。何度も挑戦しながら工夫を重ねることで、諦めずにやり抜く心も強くなります。これらは成績表やテストの点数には表れません。けれども、大人になって社会に出たときに真っ先に必要とされるのは、まさにこうした力です。人と協力できること、新しい環境に柔軟に対応できること、失敗しても前を向いてやり直せること、これらは一つの技能よりもずっと長く子どもを支えてくれる“生きる力”です。

実際に、社会に出てから「もっと遊んでおけばよかった」と口にする大人は少なくありません。なぜなら、遊ぶ中でしか育たない力があると、後になって気づくからです。習い事や勉強が役に立たないわけではありません。でも、それだけでは人としての幅は広がりません。遊ぶことで得られる「自分で考え、自分で決め、仲間とやりとりしながら前に進む経験」は、どんな教科書にも書かれていない、生きた学びだからです。
では、保護者として何ができるのでしょうか。実は特別なことは要りません。安心できる環境で、子どもが自由に遊ぶ時間を見守ること。それだけで十分です。大人が「やめなさい」と先回りして止めるのではなく、「やってごらん」と背中を押すだけで、子どもは遊びを通じて自分の世界をぐんと広げていきます。遊びは子どもにとって「未来の練習」です。目の前の一瞬一瞬を大切に生きるその経験が、やがて社会に羽ばたくときに大きな支えとなります。どうか安心して、子どもが夢中になって遊ぶ時間を手渡していただければと思います。

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開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
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