おしらせ
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【海山eco】2020年度の活動にむけて

FROM US 2020.05.14

海山ecoでは、普段の生活の中で実践できる“地球に良いこと”とはなにか。
これを活動の中で楽しみながら学び、伝えていきます。

身近にあるが故にそれが問題だと気が付かない事を知る。
普段の生活の中で、その問題に対する解決策を考える。
“地球に良いこと”をするか“地球に良くないこと”をするか。
これを自ら考えて責任ある選択ができるようになる。

この一連の気づきから行動までが、今後地球人としてとても大切になると考えます。

地球の約7割を占める海には、計り知れないゴミが溜まり続けています。
海の生きものはゴミの中で生活を送り、その一部を私たちは食べています。
もちろん健康な生きものは減っていくでしょう。
そのゴミは突然海に表れるのではなく、多くの場合が川から海に流れます。
海山ecoでは海に流れる前に川にあるゴミを集めます。

5月、6月の活動場所は、都筑区を流れる早渕川。
早渕川は鶴見川の支流で鶴見川は東京湾に繋がっています。
東京湾では多くの生きものが生活をしており、その生きものを食べる文化もあります。
観光資源でもある東京湾にゴミが浮いていては、来てもらう側、来る側ともに悲しいですよね。
外洋に流れたゴミは潮流にのって日付変更線あたりまで流されます。

今回の話だけではありませんが、今皆さんが見ている「モノ」や「コト」には必ず前後があります。
現代社会では、前後が見えづくなっていると思います。
スーパーに行けば既に食べられる状態の食品が並び、ゴミは袋に入れて収集場所に置いた後、その先どうなるのかはよくわからない。

現代社会になる前は野菜は種から育てるか生えているものを採って来る。肉や魚は生きもの捕まえて処理をする。
食べた後は今で言うコンポストで肥料へと変わり、また野菜を作る事ができる。

このような資源の循環が“地球に良いこと”と言い換えて、海山ecoの活動を通して伝えていければと思っています。

(ほっしー)