【もあなのいえ】日本の伝統食を仕込んで、作って味わう!
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2026年最初のブログは「日本の伝統食を仕込んで、作って味わう!」というテーマで子ども達の活動の様子をお届けします。
今回は、日本の伝統食に触れる取り組みとして「来年度に向けた醤油仕込み」と「お正月料理・お雑煮作り」を行いました。
「仕込む」「収穫」「作る」「味わう」という一連の体験を通して、食べ物ができあがるまでの時間や手間、そして日本に受け継がれてきた食文化に少しずつ触れていきました。
それぞれの活動の中で見られた、子ども達の表情や気づきをを交えながら当日の様子をご紹介していきます。
【来年度に向けた醤油の仕込み】
昨年度の【親子イベント餅つき】で好評であった、もあなのいえで仕込んだ醤油。
今年も来年度に向けて、子ども達と一緒に醤油の仕込みを行いました!
醤油は中国の「醤」が起源とされていますが、日本で独自に進化を遂げ、昔から人々の食卓に寄り添い今では日本の食文化に欠かせない存在となっています。
また、発酵食文化の象徴である醤油は、日本各地の気候や風土、嗜好に合わせて様々な種類が生まれてきました。
それぞれの土地で生まれた醤油が、日本の食文化を豊かなものにしています。
そんな醤油の歴史を子ども達に伝え、毎年恒例のこの質問。
「醤油って何からできているでしょう?!」
子ども達からは
「大豆と麹!」
「国語の授業で大豆と発酵について学んだ!」
得意げな声が返ってきました!
改めて袋に入っている、醤油のもとである大豆と麹を観察。
「大豆の形がしっかり残ってる!」
「これ食べたら美味しいのかな?!」
「醤油のにおいはまだしないね~」
「この材料で本当にあの醤油になるのかな?」
目の前の材料が、これから醤油へと変わっていく様子を想像しながら、ワクワクしつつも少し不思議そうな表情を浮かべていました。
観察を終えた後は、いよいよ仕込み開始!
じょうごを使い、発酵容器の中へ!
スムーズに入るよう、箸をうまく使いながら容器の中に押し込んでいきます。

続いて水を注ぐ場面では
「容器が倒れないようにそっちもって!」
「水がこぼれないように慎重に!」と声を掛け合いながら、友達と協力して進めていました。

最後はキャップをしっかり締めて、シェイク、シェイク!
「美味しくなれ~!」
と気持ちを込めて、全力で容器を振っていました。
順番に容器を回しているうちに、バーテンダーを真似した振り方をする子も登場。
いつの時代も変わらない、子ども達の定番のスタイルですね(笑)

これから約1年間、施設の中で寝かせ徐々に醤油へと変わっていく様子を子ども達と見守っていきます。
美味しい醤油に育つことを願いながら1年後が今から楽しみです!
【お正月料理・お雑煮作り】
続いては「お正月料理・お雑煮作り」です。
今回は、野菜の収穫から行い、カツオ節と昆布からうま味を引き出し出汁をとり、収穫した野菜をカット。
最後は全ての具材を合わせ煮込み、みんなで味わうところまで取り組みました。
お正月に食べるお雑煮ですが、昔から様々な意味や願いが込められてきた、日本の伝統料理です。
「煮混ぜ」が語源とされ、大根や人参などの野菜と神様にお供えした餅を一緒に煮て食べたことが現在のお雑煮のはじまりといわれています。
具材にも意味があり、お餅には「力がつくように」大根の切り方には「家内円満」人参には「魔除け」といった願いが込めれています。
そして、お雑煮を食べることで、「新年の豊作」や「家内安全」などを祈り、新しい1年の始まりを祝ってきました。
そんなお雑煮に込められた意味にも触れながら、今回は子ども達と一緒にお雑煮作りに挑戦します。
まずは、お雑煮に使用する野菜を収穫しに畑(キッズファーム)に!
子ども達の手で大根や人参、水菜を収穫させていただきました。
最初は大根から!
葉の根元を持ち「よいしょ!」と力を込めて引き抜きます。

立派な大根が姿を現すと「おぉぉぉ!」と思わず歓声があがりました。

こちらでは、葉の形を見ながら野菜当てクイズが始まっていました。
「これはブロッコリー!」
「これは白菜!」
「これはホウレンソウ?!」
畑にはさまざまな野菜が育てられており、身近で食べているものでも、実際に育っている姿を見るのは初めてという野菜もあり新鮮な時間でした。

続いては人参!
「滑って全然抜けないんだけど!」
と近くの友達と協力しながら収穫をしていました。

施設に戻り、収穫したての野菜を洗ってカットしていきます。
「大根、人参の葉は捨てていいの?!」という声が子ども達から。
「葉も余すことなく食べれるから切って残しておいて~」と伝えると少し驚いた様子。
意外と硬い大根や人参に苦戦しながらも、包丁を握り、慎重に作業を進めていました。

お雑煮に使う出汁も、カツオ節と昆布を使い子ども達と1から作る体験をしました。
出汁は、日本の食文化の基本ともいえる存在で、目立たないながらも多くの日本料理を支えています。
今回はもっとも一般的で伝統的な「カツオと昆布の合わせ出汁」を作っていきます。
まずは、乾燥したカツオをかつお節機で削り、カツオ粉に!

「硬くて削りにくい!」
「かつお節って薄く削ったものじゃなかったっけ?!」
「粉でもご飯にかけてふりかけにしたら美味しそうじゃない?」
そんな話をしながら、初めての体験を楽しんでいました。
削り終えた後は
「ちょっと味見してもいい?」と、こちらもセットで楽しみにしていたようです(笑)

また、普段のおやつで食べている生活クラブの「毎日こんぶ」を使い、昆布のうま味を引き出します。
煮込んでいくと、はじめ2cm角だった昆布が、だいたい4倍ほどの大きさに!
この変化に「こんなに大きくなるの?!」と驚く子ども達。
水を吸うことでお腹の中でも大きく膨らむことを知り、「1日一個にしよう」と改めて気づく一場面でした。

昆布汁にカツオ粉を加え煮立て、濾し、合わせ出汁の完成!

せっかくなので、できたての出汁を試飲。
黄金の出汁をお皿に注ぐと
「いい匂いがする!」
と出汁の香りが鼻を通り早く飲みたいと目線が集まり、全員にいきわたったところで「いただきます!」
「美味しい!」出汁のうま味を最後の一滴まで味わっていました(笑)

大根、人参を再び出汁の中で煮立たせ味を浸みこませ、去年もあなのいえでついたお餅を入れお雑煮の完成!
昼食のお弁当と一緒にみんなで「いただきます!」

今回の活動では、醤油の仕込みやお雑煮作りを通して、日本の伝統食や季節の行事食に触れる時間となりました。
収穫や、下ごしらえ、調理、味わうまでを自分たちで行う中で、料理の楽しさや食べ物ができあがるまでの手間を学び、日本の伝統食の奥深さを実感することができたのではないでしょうか。
他にも日本には、夏の流しそうめんや秋のおはぎと言った伝統食がたくさんあるので子ども達と「作る・味わう・知る」を大切にこれから体験できたらいいなと思っています。
てっちん
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学童保育もあなのいえに興味のある方は、お気軽にお問合せください。
無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17時頃お迎えに来て頂き、1時間程度お子さまの様子や入所についてお話をします。
【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
【お問い合わせ】
放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
横浜市営地下鉄センター北駅より徒歩5分
電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org
