【冬の冒険キャンプ2022】~まとめ~ Vol.7

冬キャンプブログ最終回は番外編です。
冬キャンプ中に起こった面白エピソードやハプニングなどをいくつかご紹介します。
【ゲイター付けられない事件】
今年初参加の子たちはゲイター(ズボンと靴の間に装着し、雪が入るのを防ぐもの)をつけたことがなく、つけるのに苦戦しています。
下の写真の彼はなかなかつけることができずに、弱音を吐いていました。
「できないよぉ…。」
そんな時に助けてくれたのは・・・
同じ学年の子でした。
2人は小さい時からの友達で、お互いの人間関係がわかっているからこそ自然に手を差し伸べてあげられるんだろうな~と感じました。
このシーンに限らず、できる子がサポートしてあげる場面が冬キャンプ中に多く見られました。
【ごはんの席決め】
ごはんの席は毎回違う場所に違うメンバーと座るということにしています。
理由は特定のメンバーばかりでグループを作って交流するのではなく、集団として多くの仲間と交流してほしいからです。
なので、食事のたびにテーブルの仲間、入るスタッフ、隣の席の人が変わります。
メンバーが変われば話題も変わる。
夕食はいつも大賑わいでした~!!
▽少しずつメンバーが入れ替わっているのに気づきましたか?
【”デレンゲ”ってなに?】
スキー板を車に積み込んだら、スキー場まで車で送ってもらいます。
ただ、全員は乗ることができないので、1便、2便と2回に分けて半分ずつスキー場に向かうのです。
▽このようにスキー板を積んで送ってもらいます。
2便目で出発する子は戻ってくる車を待っている時間があります。
その際にわかったことが、スキーをあまりやったことが無い子は”ゲレンデ”という言葉を初めて聞いたということです。
確かに日常的に使う言葉ではないですよね。
初めて聞いた子は『ゲレンデ』がいつのまにか『デレンゲ』や『レゲンデ』など違う言葉に変化していき、それを上級生が毎回正しているのでした(笑)
また、中にはリフトを知らない子もいて『スキーは楽しみだけど山の上まで登るの疲れちゃうから嫌だなぁ』とも言っていました。
実際に体験してみるのって大切なんだなぁと改めて実感した瞬間でした。
【帰りのバスでは…】
3泊4日を遊びつくした子ども達。
帰りのバスはびっくりするほど静まり返っていました。
おとなしく寝ている子たち。
とても静かな時間でした。
バスはSAで休憩に入りました。
そこではトイレ休憩もかねて、全員が外に出ます。
少し寝てスッキリした子ども達は、そこから横浜まで一切寝ることはありませんでした(笑)
▽あの一瞬の静かな時間を懐かしむスタッフの姿
こうして無事に3泊4日の全行程を終えたのでした。
それぞれがたくさんの経験、知識、思い出を持ち帰ることができました。
新型コロナウイルスの感染が止まない世の中になって、もう何年経つでしょうか。
世の中の子ども達はマスクをしながら、様々な活動の機会を失ってきたように感じます。
そんな中で今回参加してくれた子たちは、乗鞍の新鮮な空気を吸い、たくさん遊び、たくさん学ぶことができたのは今のご時世では特に大切なことのように感じます。
保護者の方、宿の方、ガイドをしてくれた方、たくさんの方の支えがあって今回の冬キャンプができました。
この体験ができたことの素晴らしさを子ども達が感じるのはいつ頃になるのでしょうかね~!!
みんなの成長が楽しみです。
ライトマン
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