【海山現地集合・解散】多摩川の化石発掘　4月22日

今年度から新たに始まったプログラム、海山現地集合・解散。初回の活動の様子を紹介します。

今回の活動は神奈川と東京の分け目である多摩川へ化石発掘に行ってきました。

現地に到着すると、泥岩の地層広く露出しています。
約250万年前から140万年前の地層と言われ気候変動や地殻変動で出てきたものだと言わています。

早速子どもたちと一緒にハンマーとマイナスドライバーをもって化石採取。
4月の川でしたがそんなに冷たくない。しかし風が冷たい！短時間勝負になりそうです。

「どんな化石が出るかなぁ～！！」ワクワクしながら当たりの泥岩を叩きます。
やはり化石と言ったら”恐竜”が初めに思いつくのでしょう。なにが子ども達から発掘されるか楽しみです。

カンカンカン！川の流れとともにドライバーを叩く音があたりに響きます。

「あった！！」貝柄の化石と模様がはっきり出た化石を見つけることができました！
一個見つけたことで子どもたちのやる気も上がります！

スタッフの掘り方を見ながら活動してる子がいました。
奇麗に化石を見つけるためには周りの粘土質の泥を大きく削ることで化石が割れにくそう！

すると形のある巻貝の化石を見つけることができました！

集中して化石発掘をしているとあっという間にお昼の時間。

午後からは化石発掘組と川の周辺探検組に分かれて遊びます。

両手で持って零れ落ちそうな石を沢山運び何を作るのでしょう。

川の流れの少ないところで水切りや即席橋作りをしていました。
そこにあるもので子どもたちの遊びは無限に広がっていきますね～

今回は化石発掘をメインに活動を行いました。
石を割り、化石を見つけるたびに子どもたちの中でワクワクする体験ができ、化石から昔どんな生き物、植物が生息してしたのかと興味を持つきっかけになったのではないでしょうか。今回の体験の学びからもっと掘りたい！もっと昔のことについて調べたい！と子どもたちから思うことができたら嬉しいです。
そして、今年度から新たに始まった海山現地集合・解散。
活動地で集合・解散するため移動時間で体力を使わず現地で思いっきり遊ぶことができたと思います。

てっちん

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