日々の様子

【もあなのいえ】地域の竹林に行ってみよう♪

もあなのいえ 2023.05.01

今回は地域の竹林へ見学に行きました!

この時期の味覚と言ったらたけのこですが、今年は例年に比べてたけのこが不作であったり、成長が早かったりと色々重なり収穫ができません。たけのこは収穫できませんが、地域にある竹林を見に行くことで竹のことや竹林整備などの話を聞きに行きます。

竹林に入ると普段の外遊びのフィールドと雰囲気が異なります。
土がふかふかしていて、笹がこすれる音が聞こえてきます。なんだか落ち着く空間です。

一方子どもたちは食べれないと聞いていても、たけのこ探しをしていました(笑)
この竹林に生えている竹はモウソウチクという竹です。たけのこが食べられていたら肉厚で風味が抜群です。

「みて!!あった!!!」
竹林中に聞こえるくらい大きな声で呼ばれました(笑)
見上げないと先っぽが見えないくらいのたけのこを見つけました!
初めて竹林に入った子が「まだ、たけのこの皮がついてるけど食べられる?」と質問。
周りにいたたけのこ堀りベテラン上級生から「下の方が竹になっちゃってるから食べられないよ」と皮をぺりぺり

ここで現地のスタッフから皮に関する知恵を教えていただきました。
「昔はこの皮を収穫して乾かしおにぎりを包む袋やラップ代わりにしてたんだよ」
昔話では見たことある絵ですが、実際に使えることに子どもたちは目を丸くして聞いてました。

それを聞いた子どもたちはあたりの皮を集め始めます。

「ちょっときて~!!食べられそうなたけのこあったよぉ~!!」
食べ物に対する子どもたちの気持ちは貪欲です。

たけのこの横に何か書いてあります。”保存竹”
保存竹を作ることで翌年以降のたけのこ栽培の為に残しているそうです。
ちなみにこの竹林は3年で竹を切り替え全体の成長をコントロールしているそうです。

子どもたちから鋭い質問がありました。「どうやって竹の年齢を見分けるの?」
棹の色で見分けができるそうです。棹の部分が白いとまだ若く、黄色くなってくると大体3年ほどたった竹となります。

最後に竹林整備について話をしてもらいました。
現地のスタッフから子どもたちに質問です。「なぜたけのこを収穫するのでしょう?!」
子どもたちからは「美味しいから!」と一斉に声が上がります。
そして聞こえるか聞こえないくらいの声の大きさで「竹が増えすぎないようにするため」とも聞こえてきました。
竹の特性として地下茎を伸ばし、たけのこを生やすことで生息地を広げていきます。また、成長スピードがもの速く一日に1m伸びたケースもあると言われています。それだけ繁殖力があるので手入れをしないとそこら中竹林だらけになってしまい他の植物から太陽の光を奪い育ちにくくしてしまいます。。
竹林の手入れのポイントとして、「傘を差しても中を歩ける広さ(子どもが手を広げて歩いてぶつからない)が良い竹林」と教えてくれました。

子どもたちにとっては”美味しいから”収穫しているつもりでも視点を変えると竹林の整備に関わっていることを教えていただきました。

その後の外遊びでは…。いただいた竹を使って竹取り、竹避け、台風etc

実際に竹皮を水筒代わりにして水を飲んでみたり。皮と皮のつなぎ目を塞げば水が漏れることはありませんでした。

帰る時間になるまで遊びこむことができました。

てっちん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー学童保育もあなのいえ無料体験

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無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17時頃お迎えに来て頂き、1時間程度お子さまの様子や入所についてお話をします。

【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生

【お問い合わせ】

放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
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電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org

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