【海山キッズ】アウトリガーカヌ―体験 9月23日

暑かった夏休みが終わり、海山キッズの活動も始まりました。
今回はCOCCの皆さまにご協力いただきアウトリガーカヌ―体験を行いましたので、その様子をご紹介します。
アウトリガーカヌーとは、ポリネシア(南太平洋周辺)で航海用として使われてきた浮きのついたカヌーのことで、初めて見る子たちは「大きいなぁ!」とやる気満々です。
パドルの使い方を練習したら、早速カヌーに乗って海に出発します。
▽チームは4人1チーム。みんな真剣に練習をしています!
遠くには今回の目的地である烏帽子岩が見えています。
「えー!!あんなに遠くまで行くの!?」と急に不安そうになる子ども達。
たしかに、遠くに見えるあの小さな岩までの道のりは果てしないように感じてしまうかもしれませんね。
漕ぎ始めると子ども達の表情は真剣そのもの。
そんな中で、「楽しい!」「もう疲れた…」「みんな頑張れ~(笑)」とあちらこちらからいろいろな声が聞こえてきます。
漕ぐ動作は普段しない動きなだけに体力の消耗も激しいですが、みんなで息を合わせて漕ぎ進めます。
▽「あー!抜かされた~!もっと漕いで抜き返そう!!」 烏帽子岩まではカヌーレースのようです(笑)
あんなに遠かった烏帽子岩でしたが20分くらいで到着できました。
「意外にすぐ着いたじゃん」と子ども達。
近づいたらすぐに烏帽子岩に上陸準備です。
ですが、上陸までには1つの関門があります。
それは、船から岩場までの数メートルを泳がなければならないことです。
数メートルとはいえ怖い気持ちが溢れているのが子ども達の表情から分かります。
それでも烏帽子岩に上りたい一心で、次々に海に飛び込んでいき、烏帽子岩に上陸したのでした。
烏帽子岩の上では生き物観察を行いました。
魚や貝、カニ、イソギンチャクなどたくさんの生き物を発見することができました。
▽烏帽子岩の裏側に穴を発見!風よけにはピッタリです。
散策が終わったら烏帽子岩を背に岸へ向かってカヌーを進めます。
しかし子ども達は、往路で簡単に烏帽子岩に着くことができたのが『追い風だったから』だということにこのタイミングで気づいてしまいました。
正面からの風を受けながら「帰りも頑張るよ!」と頑張って漕ぎました!
カヌー体験が終わり、希望者全員がカヌーを体験することができました。
やはり少し疲れてしまった子が多かったようです。
カヌーに乗り終わったら、浜で波遊び。
疲れたと言っていた子ども達ですが、この子たちのスタミナに限界はありません(笑)
あんなに漕いで疲れた後なのに、何回もビーチフラッグをやってみたり。
砂を顔に塗って海に飛び込んでみたり。(『海の中で上手に転んだ人が勝ちゲーム』というものをやっていました(笑))
▽だんだんエスカレートし、顔に塗る砂の量も増えていきました(笑)
釣り体験をしたりしました。
こちらは海岸の漂着した釣り具を探して、それを組み合わせて魚を待ちます。
何を使ったら魚が釣れるかを考え、道具探しからみんなで手分けをして進めていきました。
▽釣りは待つ時間が長いですが、それを我慢できるほどの期待を胸に魚が来るのを待ちます。
ひたすら砂遊びをしている子もいました。
時間をかけて作って、それが一瞬で波に壊されて、また作って、また壊されて…。
無心で砂を触っている時間こそが、この子にとって一番楽しい時間なのかもしれませんね。
こうして帰るギリギリの時間まで遊んでこの日の活動は終了しました。
アウトリガーカヌ―という普段体験できないような経験をしたことで、子ども達の楽しい体験が一つ増えたのではないでしょうか。
カヌーに乗ったこと、烏帽子岩で遊んだこと、海を泳いだこと、海水を飲んじゃったこと…
全てが子ども達の楽しかった思い出としていつまでも残り続けてくれたらうれしいです。
ライトマン
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