【海山現地集合・解散】国府津の海でデイキャンプ 11月18日
今回の海山現地集合・解散は、『焚火で暖を取り文明のありがたさを感じよう』をテーマに活動を行いました。
保護者の方から話を聞くと、子どもたちは初めて火起こしを体験するそうです。
火を付けることができたら、お楽しみの物があるとか無いとか…話をしながら活動場所に向かいます。
活動場所に行く途中ある物を発見しました。
子ども「自分の住んでいるところとマンホールの絵が違う！」
スタッフ「地域によってマンホールの絵が違うんだよ。ここ国府津は富士山と小田原城の絵だね！」
そんな小田原の話もしました。
活動地に到着し、遊ぶ環境を確認します。
砂や石の大きさ、海の様子、波の高さ、浜辺や海の地形、風の強さなどを確かめ遊べる場所を子どもたちと決めていきます。
▽風がどちらから吹いているか感じている様子。
活動開始！「よし！遊ぼう！」
子どもたちの初めの活動は、浜辺に落ちてる宝物探し！
海の水と太陽の光でキラキラ見えるシーグラス探し。
どんどん先に進む子ども達。遠くから大きな声で呼ばれて見に行くと。
「まだ新鮮な魚を発見！太刀魚の仲間かな？！」
やはり落ちていました。「釣り具！」ここ国府津は釣り人が集まるエリアです。
流されて漂着したのか、捨てられてしまったのか分かりませんが、子どもにとっては珍しく魅力的な漂着物。
早速枝を見つけて自作の釣り竿を組み立てます。
海岸探検を終えたら、本日のメインイベントの火起こしを始めます。
スタッフ「どうやって火を起こそうか？！」
子ども「テレビで見たことある！木の枝でグルングルンすれば火がついてたよ！」
スタッフ「きりもみ式ね。それじゃあ、やってみようか！」
様子を見守っていましたが、このままではいくら時間があっても火が付きません。
事前に用意をしたメタルマッチとコットンパフを渡し再度挑戦。
初めてメタルマッチに触る子ども達。スタッフのほっしーからレクチャーを受けます。
メタルマッチを擦り、火花を散らしコットンパフに移し火種を作ります。
火花を散らすためには少しのコツと練習が必要です。思い思いにメタルマッチを擦り力加減やストライカーの角度を考えながら進めていきます。
「火が付いた！！」
火が消えないように小さな木材を加えて火を大きくしていきます。
火が安定してきたのでお昼ご飯をいただきます。
お弁当の中で温めて美味しそうな具材を選び網で焼いていきます。
「デザートも食べたいなぁ～！」アルミホイルに包んだリンゴを火の中に。
「リンゴが焼きあがるまで何をしよう？！」
周りを見渡し、海の向こうに富士山を発見！浜辺の砂で大きな山を作ることに決めました。
燃し木用に持ってきていた竹を使い、ブルドーザーの要領で砂を沢山集めていきます。
スタッフから「マシュマロ焼いて食べない？」と声を掛けると光の速度のような速さで焚火の周りに集まってきました（笑）「火の周りって暖かいね！」「いや熱いくらいじゃない？」そんな火の暖かさを再確認しながらマシュマロを焼いていきます。
焚火に入れておいたリンゴもいい感じに出来上がりました。
熱々のうちにいただきま～す♪
焚火に当たり、熱々の甘いものを食べたことで体はポカポカ元気満タン！
再び浜辺に宝物探しをしに行きます。
足元に夢中になっていると、定期的に波が押し寄せてきます。
チラチラ海の方を見ながら珍しい魅力的なものを探していきます。
テトラポットの上で海を眺める子ども達。
海を眺めながら何を話していたのでしょうか。聞いても教えてくれませんでした（笑）
活動を終え駅に向かいます。
衣服から焚火の匂いがプンプンしながら、今回見つけた宝物の見せ合いをしていました。
近年はスイッチ1つで、温かい料理が作れ、暖かい部屋で過ごすことができます。
体験を通して、自分の力だけで火を起こす大変さを感じることができたのではないでしょうか。
今回はメタルマッチを使用しましたが次回は、先人の知恵で生まれたきりもみ式で火を起こす挑戦をしても面白いと思います。
てっちん
学生インターン募集のご案内
もあなキッズアースビレッジでは、小学生対象をとした学童保育、神奈川県内各地での自然体験活動を一緒にサポートしてくださる学生インターンを募集しています。
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