【海山現地集合・解散】『大磯の海の恵みを感じよう』2月17日
『大磯の海の恵みを感じよう』をテーマに活動を行いました。
私たちは魚や海藻などの海産物を含め、海からたくさんの恩恵を受けて生活しています。
今回の活動では、子ども達にその恩恵を遊びや食から感じてほしいと思います。
まず、子ども達には『漂着したワカメを拾って、味噌汁にして飲むこと』を目標と伝えました。
ちなみに、ワカメが無かったら具なし味噌汁を食べることになります(笑)
目標を達成するために、海岸に到着したら早速ワカメ拾いを始めます。
パッと見た感じだとワカメは落ちていません。
「あった!」とワカメを手に取りますが、それは漂着してから時間が経っているものでした。
干からびて小さくなったワカメに「これ食べるの…?」と不安のまなざしを向けています。
少し進んで、スタッフが拾ったワカメを見せながらワカメの特徴について説明しました。
説明の後からは「これもワカメかな?」と子どもたち自身で考えて拾うことができていました。
長い海岸ではところどころにワカメを見つけることができました。
たくさんはないけれど、全くないわけでもない。
この難易度が子ども達にとっては楽しかったようで、まるで宝探しのようにワカメを探していました!
▽漂着したてのワカメは大きいうえに湿っています。
▽「でっかいワカメあった~!!」
スタッフ「これ味噌汁に入れても大丈夫だと思う?」
子どもたち「これはフグだからダメ!!(笑)」
スタッフ「そう!これには毒があるからね~」
スタッフからのクイズも簡単に答えられました。
ある程度ワカメが集まったら、拠点に移動し味噌汁づくりを始めます。
まずはワカメを水洗いし、砂やごみを取り除きます。
子ども達の知っているワカメは深緑色のものでしたが、拾いたてのワカメは茶色に近い色をしています。
水を入れて…
ワカメを開きながらゴシゴシすると…
「うゎ!めっちゃヌルヌルするんだけど!」
「触感が気持ち悪い!!(笑)」
子ども達にとって初めての触感だったようです。
次に下茹でをします。
これをすることで臭みが取れ、美味しさが増します。
茶色のワカメを湯通しすると!?
「え!?色が変わった!!!」
子ども達はこの変化に大興奮。
何度やっても初めて見たかのようなリアクションで「おー!変わった!」と驚いていました(笑)
この工程を経ることでいつも見ている深緑色になるんですね~。
ワカメを切って、味噌汁に入れたら完成!
味噌汁が冷めてしまう前にお昼ご飯にします。
お弁当と味噌汁を一緒にいただきます!
「うっま!」と子ども達。
新鮮なワカメは味が濃く、肉厚でとても美味しいんです。
スーパーで売っている乾燥ワカメとは全く違います。
初めての触感と味を体験することができました。
昼食が済んだら、海で遊びます。
磯遊び、石投げ、釣りなどたくさんの海ならではの遊びをすることができました。
▽「釣りとかやってみたかったんだ!」ととても満足げに話してくれました。
▽「海の水って超冷たいんだね!!」
こうして今回の活動が終わり、大磯の海の幸を食べながら感じられる1日になりました。
海にある食材が自身の口に入るまでの行程を見た子ども達から「へぇ~拾ったやつって食べられるんだね~」という言葉を聞けたので、子どもたち自身が今回の活動で『大磯の海の恵みを感じる』ことを実感できたのではないかと思います。
獲って、下ごしらえをして、調理して、食べる。
スーパーで全てそろってしまう現代において、とても貴重な経験です。
海は遊んで楽しい場ですが、私たちの生活に恩恵を与えてくれる場所であることも感じながら、これからも楽しく遊んでほしいですね。
ライトマン
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