【海山キッズ】『焚き火を楽しもう』 1月17日
今回の海山キッズでは、国府津の海岸をフィールドに、焚き火をメインとした活動を行いました。
この回は毎年「今年も焚き火するよね?!」と楽しみにしている子がいるほど、大人気のプログラムです。
その理由はとてもシンプルで
子どもたち自身で自由に火起こしや火遊びができ、海岸という立地から海遊びも楽しめるため、1つのプログラムの中に子ども達が好きな体験が2つも詰まっているからです。
今回は、そんな焚き火と海遊びの様子をご紹介します。
まずはメイン活動である焚き火から。
スタッフのライトマンからナイフやメタルマッチなど、道具の扱い方や火起こしの手順についてレクチャーを受けます。
大事なポイントを聞いたら、チームごとに早速挑戦してみることに!

子ども達がまず取りかかったのは、メタルマッチとコットン(焚き付け用)を使って、小さな火種をつくることから。
シャカシャカと音を立てながらメタルマッチを擦り、コットンへ火花を移していきます。
「燃えた!」と喜びの声が聞こえ様子を見に行くと
「消えちゃった!」と少し残念そうな声へと一変。
「なんで、すぐ消えちゃうんだろう?」と考えながら2回、3回と繰り返す子ども達。

「そういえば!火を起こす前に太さの違う薪を3種類準備することが必要じゃん」
とライトマンからの言葉を思い出し、ナイフやナタを使って薪割りを行います。

「このぐらいで足りるかな?」と少し不安になりながらも再度メタルマッチを使い挑戦。

しかし「箸サイズの薪を準備したのに火が移らないよ~」とここでも大苦戦。
それでも「あ~じゃない」「こうしてみたらどう?」と友達同士で話すことや「次はこうしてみよう」「これだったらいけるかも!」と試行錯誤する行程を楽しんでいるみたいでした。
さらに、もう一度火起こしのポイントを子ども達でおさらいし、その通りにやってみることに。
・空気が通るように薪を組むこと
・薪を置くときに火を潰さないこと
「これでどうかな?!」
やっとの思いで火が薪に移り、息を優しく吹きかけながら少しずつ火を育てていきます。

一方メインの焚き火台は、海山や各キャンプに常連の上級生が担当をすることに。

火起こしに必要な燃えやすい木の皮や箸サイズの薪などを手際よく準備していきます。ナイフの扱い方もお手のもの!
素晴らしいチームワークで、あっという間に火種を作り、焚き火へと育てていきます。
この子たちも、初めての焚き火の回は上手くできたわけではありません。
初めて火起こしに挑戦した頃は、小さな火種を潰してしまったり、いきなり大きな薪を初めから入れてしまったりと何度も失敗を重ねてきました。
それでも失敗から学び、諦めず体験を積み重ねてきたからこそ、今の姿があるのだと思います。
みんなが試行錯誤している姿を、横目で少し誇らしげに見守っている姿が印象的でした。

火が安定し「簡単に消えない」とわかると心に余裕ができ自然と子ども達の笑顔が増えます。
手を近づけ暖かさを感じたり、薪を追加し火の強さや大きさを変化させたり育ててきた焚き火を存分に楽しんでいました。

ただ、楽しいだけでないのが焚き火です。
あまりにも薪を入れすぎると、火のコントロールが難しくなり危険も大きくなります。
それでも、薪を追加で入れたくなるのが子ども達。
「やばい!薪入れすぎた!」と火の大きさに驚き、対処をくり返しながら火加減を体感的に学んでいきます。

「お腹すいたぁ〜」
焚き火の回の楽しみは昼食の時間にも続きます。
お弁当のおかずを網の上で炙ったり、煙で燻製したりすることで、普段より一段と美味しくいただけます。


毎年のことですが、網の上でおかずを温めていると思いもよらぬ事故が起きてしまいます。
網の反対に何かを置いた拍子に別の場所で温めていたおかずが砂の上へ「僕のおかずが〜」
落としてしまっても「中身は砂付いてないから食べられる!」とたくましい判断をして食べる子どもたちでした。

昼食を食べ終え、近くのテトラポットでひと休み。

「鬼ごっこしようよ!」「いいね!」「テトラポットの上だけね!」
と休憩なんて一瞬で終え早速次の遊びが始まります。

そして、出発前から楽しみにしていた海遊び。
集合の時点でゴーグルを頭につけている子どもが2人もいて「冬の海であろうと目の前にあったら入りたい!」という熱がヒシヒシと伝わってきました。
海から上がった後は「寒い…。」と言いながら焚き火で暖をとることが毎年のお決まりです笑

焚き火もいい具合に熾火になり、最後は子どもたちお待ちかねの焼きマシュマロ。
みんなで焚き火を囲み一人一人が自作した串を手に持ち、食べることを心待ちにしています。

「いい感じに焼けた!」
「僕は焼きマシュマロのプロだからね」
とどの子も大満足な表情でした。


今回の活動はここまで。火の後処理や、忘れ物を確認し横浜に戻ります。
現代の子ども達にとって、火は「怖いもの」「触れてはいけないもの」として、日常から遠ざかりつつある存在ではないでしょうか。
便利な暮らしの中で、ボタン1つで調理や暖房が使えるようになり、実際の火に触れたり扱ったりする機会はほとんどなくなってきているように感じます。
今回の焚き火では、薪の準備から火起こしまでを子どもたち自身で行い、道具の正しい扱い方や火の起こし方、そして火とどのくらいの距離感で向き合えばよいのかということを一つひとつ身につけていく時間となりました。
そして何よりお弁当の具材や海に入った後の体を温めたりするなど、ふとした瞬間に「火のありがたみ」を感じるきっかけとなったのではないでしょうか。
子どもたちの中で、焚き火は「怖いもの」でなく「理解して付き合っていくもの」へと変わるきっかけとなっていたら嬉しいです。
てっちん
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