【もあなのいえ】梅シロップ作り

今日は「梅シロップ作り」の日です♪
毎年この時期になると、もあなのいえでも梅シロップを作っています。
今年は梅を冷凍しておいたので、まずは解凍した梅の水分をクッキングペーパーで拭き取ります。
1つ1つ梅の実を丁寧に拭きながら、
「わぁ~これもう柔らかいなぁ」「梅の実のいい匂いがするね~」話ながらゆっくりのんびり進めていきます。
梅の実はどれも色や形、大きさ、熟し具合が違っていて、1粒1粒それぞれに個性があるように感じました。
まるで個性豊かなもあなのいえの子どもたちのようですね😊(笑)
梅の実を全て拭き終えたら、次は梅と砂糖(今年は素精糖にしました!)を交互にビンに詰めていきます。
毎年梅仕事をやってきた経験から慣れた手つきで行う姿や、お家でも梅シロップ作りをしている子もいるようで、
「もう家でもやったよ!うちは氷砂糖なんだ!」と話す姿もありました。
季節を感じながら自然の恵みを頂き、「梅シロップができたら何にしようか?」「やっぱりジュースかな!」
「かき氷にかけたいな!」と完成をワクワクしながら待つこの豊かな経験、時間がいいなと思いました。
何でも買ったらすぐに手に入る便利な世の中ですが、そのような現代だからこそ、あえてゆっくり時間と手間をかけて
昔ながらのやり方や知恵から学び、自分たちの手で作ること、その過程から完成までを楽しむことこそが
本当の意味での豊かさなのではないかなと私は思います。
自分で作ったものは、愛着が生まれたり、思い出がつまっていたり、
気持ちや愛情が入っている分、買ったものとはまた違うおいしさや楽しさ感動があるのではないでしょうか。
そしてこれは食べ物だけの話ではなく、子どもたちとの関係にも通じることかなと思います。
「手のかかる子程可愛い」という言葉もあるように、子育ても手間や時間がかかりますよね。
時には苦労も悩みも多くあると思います。
ですが、その成長の過程も楽しみながら、じっくり向き合い1つ1つ愛情や思い出や積み重ねていくことが子どもたちの豊かな成長には大切なことだと思っています。
梅シロップの完成を楽しみにしながら、これからも子どもたちと一緒に手間や時間をかかけて
様々な体験をしていきたいと思います。
みなさんも梅シロップ作りいかかですか?おすすめです!😊
(にも)