【もあなアドベンチャージャーニー】秋キャンプ 2020 1日目
9月の4連休を利用してもあなジャーニーを開催しました!
もあなジャーニーとは子どもたちが計画から実行まで行う旅キャンプです。
初日は子どもたちと決めた時間と場所に集合&出発!
さぁこれから起きるハプニングを解決しながら楽しみます。
先ず高尾駅までは順調でした。
乗り換えに関する車内アナウンスを聞き、不安に思い途中下車。
40分程度ホームで待機しました。
次に来た電車に乗車し目的地を目指します。
ここで、1人が「この電車って結局後で乗る電車じゃない?」
そうなんです。結局乗る電車なんです。
たまたま降りた高尾駅でも、予定していたもう少し先の駅でも乗り換えができます。
計画中、乗車予定の電車は高尾始発の電車なので「高尾で乗り換えた方が楽なんだけどな~」と思っていました。
が、計画した内容より車内アナウンスを聞いて、とっさに動けるあたりに感心しました。
その後の移動は順調。
のどかな電車に乗りながら徳多郎さんのパンをいただきました。
予定通り目的の駅まで到着しました。
そこで、活動地を管理してくれている方と合流しスーパーへ。
食べたい物を計画していたはずが・・・・
子どもたち「何食べるんだっけ?」「う~ん。とりあえず、見ながら考えよ!「そうだね!」
スタッフ「そうだね!?」
そんな会話を入店直後にしていて、計画に沿うよりワクワクするしかないと諦めたとたんに楽しくなりました。
「まず今日の夜は何食べる?」
「疲れたし遊びたいから簡単なやつにしよ。」
「うどんは?」
「いいよ~」
うどんを探しに行く。
「じゃあ、明日の朝は?」
「朝はサクッと食べたいからサンドウィッチでどお?」
「いいよ~」
サンドウィッチの材料を探しに行く。
こんな様子で4日分の食材を集めていきました。
2日目の献立をカゴに入れ終わったあたりで、飽きがきて花火売り場とおもちゃで1度ブレイクタイムを入れる。
蛇行しながらも、ようやく現地に到着しました。
管理されている方から利用方法についての話しを聞き、早速活動開始!
先ずはテント!
今回は子どもたちの計画で1人1つのテント!と言うものがあります。
大丈夫かな?と心配しつつも、可愛い子には旅をさせよ!と言い聞かせ
バックアップ体制を整えられたので許可しました。
「最初の1つは皆でテントを張ってやり方を見たら?」と促し皆で張りました。
実際にやってみると手馴れた手つきでパパッと完成。
「じゃあ、テント配るから張っていいよ~」
想定した時間の5倍速く設営が終わりました。
1人1つですので靴下や、タオルが混ざる心配が減ります。
自分で張ったテントに1人で寝る機会は小学生にとって、特別な体験となるでしょう。
一通り落ち着いたらビックリな一言
「疲れたから遊んでいい?」
「どうぞ。」
「やったー!ドッチボールする人~!」
全員でドッチボールをしました。
ボールに当たりながら、疲れとは何か?を深く考えさせられました。
夕方に差し掛かりそろそろ夕食の準備。
ここにはガスコンロはないので焚火でご飯を作ります。
そのためには、火起こし、薪割が最低条件となります。
計画の内の1つに”ファイヤースターターで火を着ける”と言うものがあります。
イメージとしては昔話しに出てくる火打石の様なもので火花を飛ばして着火させる物です。
初めてファイヤースターターと見た子は「なんだこれ?」状態
観察して実験してみます。
恐る恐る擦るも火花が出ず。
一度見本を見せると、驚きと感動を隠せない様子
「火花が出た!!」
ここからは早かった。
燃えやすい木を集め、火花を飛ばす。
ただそれを繰り返す。
しかし、なかなか簡単に着火しません。
そこで、どんなものに火が着きやすいかのヒント。
少しのヒントと努力でやっと火が着きました!
一方、ファイヤースターターチーム以外は調理準備をしてくれていました。
ナイスチームワークです。
あたりが徐々に暗くなってきました。
切った食材を釜にボンボン入れていきます。
そして、ふた ポンッ
火遊びも忘れずに行います。
薪と呼吸で火力調整。
初日の夕食が完成しました。
「うどん」
味見をしながら調味料を入れたので、完成時は美味しかったのですが・・・
うどんがどんどん汁を吸い、最終的には塩っ辛いうどんを皆で食べました。
「しょっぱいって言うとしょっぱくなる!」
「じゃあ、これから”うまい”しか言っちゃだめね!」
「うま!」「うっま!」「めっちゃうめー!」
とワイワイ完食しました。
最後の片付けも火を使います。
お湯なんてないので、少量の水を釜に入れ沸騰させこそぎ取る。
洗剤も少量で済むのでエコな方法です。
片付けが終わったら、皆すぐに寝てしましました。
時計は見ていませんが、恐らく21時前。
明日皆早起き何だろうな~と覚悟しながらスタッフも就寝しました。
ほっしー