日々の様子

【海山eco】海岸の海ゴミ調査②

海山eco 2020.12.07

6回目の海山ecoは前回の続きとしてビーチで海ゴミの調査をしました。
活動したビーチは地域の方々が普段から綺麗にしているビーチなので
大きな(目立つ)ごみはありません。
しかし、世界中全てのビーチにある海ゴミ、”マイクロプラスチック”は必ずあります。
そのマイクロプラスチックを今回も調査しました。

活動地に到着し当日の流れをお知らせして、活動スタート!
ただ単にマイクロプラスチックを探すのではつまらないので
赤系を集めるチーム、青系を集めるチーム、緑系を集めるチームに分かれて探しました。

とても地味な作業です。
とても小さなプラスチックを探すには視点を下げて探す必要があります。

足が痛くなります。
足が痛くなると中腰で探すのですが中々見つからないですし
腰痛持ちには辛い体制です。
そんな唯一のオーバー30代であるほっしーを尻目に
皆は楽々と見つけていました。

午後は室内で全6回の振り返りを行いました。
ほ「海ゴミ問題を題材に活動しました。何が問題だと思いますか?」
子「ポイ捨てする人が悪い」、「人間が何でもつくるから」

ほ「と言う事は、海ゴミの問題は人間っていう事かな?」
子「そう思う」
子「マスクとかすぐ捨てるじゃん」、「お菓子の袋もあけたらゴミになるし」
子「動物が捨てるわけじゃないし結局人間でしょ」

ほ「じゃあその問題の人間が問題じゃなくなるにはどうしたらいいと思う?」
子「このゴミを知ってもらう!」、「このままだとどうなるかを知ってもらう!」
「未来に苦しむのは君たちだ!自業自得と言う事を教えてやる」
ほ「じゃあ、それぞれ伝えたい事をまとめてみよっか!」

そんな流れで各々の思いを文章にしました。


最後は今回集めたマイクロプラスチックを砂と別け
砂々にした部屋を掃除して施設に戻りました。


子ども達が健全に成長しても、それ以外の環境が悪い未来はどうでしょうか?
経済、社会、自然。
この3つ全てが一定の水準以上でないと望むような豊かな生活は送れません。
理想的な話しばかりだと思われる方もいると思いますが
今回参加してくれた子ども達は、その未来を現実的にどうしたらいいか知っています。

買い物をする時に、なぜそれを選びますか?理由を説明できますか?
その物のストーリーに興味や関心を持つことから始めれば
きっと地球は良くなるはずです。

今回の活動で2020年度の海山ecoは全6回の活動を無事終えられました。
新型コロナウイルスの影響で当初の予定していた活動が行えないにも限らず
参加していただいた方々に感謝申し上げます。
引き続きご理解、ご協力をお願い申し上げます。

ほっしー