【海山eco】親水公園 5月15日

今年度1回目の海山ecoがありました。
今回は河川清掃を中心に、川の生き物観察や川遊びを行いました。
まず、集合してからもあなのいえで事前学習を行います。
海山ecoでは何を行う?
ごみの流れは神奈川県ではどうなっている?
では、日本では?世界では?
水の流れはどうなっている?
身近な疑問について知ることができました。
そこから歩いて親水公園に移動しました。
川に入ることができるのは午後からなので、午前中は川沿いの芝生で遊びます。
ここでは様々な遊びが展開されました。
レンガ、木登り、木でブランコ、芝生の上を転がるなど、ひたすら遊びました。
ご飯を食べて、いよいよメイン活動の開始です。
今回は早渕川を管理している団体の方の指導のもと、活動を行いました。
まず、川の生き物観察を行いました。
投網で生き物の捕獲しているところを、子ども達は後ろから見守ります。
すると、ヌマチチブが網にかかりました!
ほかにも講師の方に持参していただいた生き物を観察して、活動する川にどんな生き物がいるかを見ることができました。
捕獲できた生き物の中には鮎もいました。
水質の良い環境を好むアユがいることから、早渕川の環境の良さを見ることができます。
早淵川では多くの野草が生えています。しかし、その中にも迷惑な野草が存在します。
外来種であるオオブタクサです。繁殖性が高く他の植物の生態系に影響がでます。
そして、花粉症の原因になり人間にも影響がでてきます。
そのオオブタクサをどんどん抜いていきます。
「固いなぁ…」
根っこがかなり深くまで潜っていることもあります。
次に河川の清掃を行いました。
たくさんのゴミが落ちています。
川の中、芝生の上、木の下など至る所にゴミが落ちています。
活動が終わるころにはこんなにたくさんのゴミが回収できました。
川での活動が終わり歩いて帰ります。
もななのいえに着いてから振り返りを行いました。
「今日は何をした?」
「川はどうだった?」
「どんな種類のゴミがあった?量はどうだった?」
みんな何回も手を挙げて、たくさんの意見が出ました。
第一回海山ecoは『今回見つけたゴミはゴミになりたてであった』というまとめで終了しました。
拾ったゴミの劣化が少ないものが多かったからです。
今回の活動を通してごみの種類や生き物の生態などを学ぶことができました。
実際に現地に足を運び、活動して、経験することが、子どもたちの環境問題への実感になることを感じました。
今後の活動も楽しく活動し、たくさんの学びをすることができたらと思います。
ライトマン