日々の様子

【海山eco】ビーチクリーン[逗子] 12月4日

海山eco 2021.12.08

今年度最後の海山ecoを実施しました。

今回の活動場所は逗子海岸です。ビーチクリーンを行った後には、これまでの総まとめも行いました。

 

前回の国府津海岸では釣り人が多くいたのに対し、今回の逗子海岸では釣り人はおらず、ヨットやカヤックなどのマリンスポーツを楽しんでいる人が多くいました。

ゴミにはどのような変化があるのでしょうか?

 

海岸に着いて荷物を置いたら、ビーチクリーン開始です。

とりあえず、みんな裸足になってビーチの砂を感じます。

海岸は見た感じではゴミが少なく、利用者が前回とは比べ物にならないくらい多かったです。

 

ゴミには、プラスチック片や何かの金属、たばこやマスクなどが落ちていました。

貝殻に混じっている小さなプラスチックなども目に付く限り広い集めていきます。

 

また、当日は風が強く、袋が飛んでしまうなんていう珍事件もありました!

袋の中には軽いプラスチックばかりなので、風で簡単に飛んで行ってしまいます。

「あーあ…。」と言いながらみんなで拾いなおしました。

 

ビーチクリーンを進めていくと、海の魅力が大きくなっていきます。

だんだん子ども達は海に引き寄せられて…。

気が付いたら、海に入っていました。

 

それでも、海とゴミ拾いの狭間で揺れながら、ビーチクリーンを進めました。

ゴミもたくさん拾うことができました。

 

ビーチクリーンを終え、拠点に戻ったらワークシートを記入します。

今日のゴミの種類や、前のビーチクリーンとの違いについて考えました。

 

振り返りが終わって、少し早めのご飯を食べたらいよいよ待ちに待った遊ぶ時間です!

消波ブロックの上を飛び跳ねたり、海に入ったり、海の味見をしてみたりと思い思いの遊びに没頭します。

 

▽寒そうにしながらも楽しい海!いい笑顔です。

▽かくれんぼで隠れる場所を探しています。

 

遊び終わったらもあなのいえに戻り、これまでの海山ecoの総まとめです。

これまでの河川清掃からビーチクリーンまで全5回分のゴミの種類や、近隣の人がどのように関わっているかを考えました。

 

・川よりも海の方がゴミの劣化が進んでいる。川で流されると削られて小さくなる。

・台風の後はゴミの量がとても多かった。昔の携帯電話なども落ちていた。

・釣り人が多いと釣り具のゴミが多くなるなど、その場所を使う人によってゴミの種類が変わることが分かった。

 

子ども達なりに感じたことをまとめてくれました。

どの海岸にどのようなゴミが落ちていたかを分類することによって、どこでも落ちているゴミや特定の海岸でしか見られないゴミを知ることができました。

また、神奈川県の地図上でどこに行ったかを見ることで、川と海や日本と世界のつながりを感じることができたのではないでしょうか。

 

ゴミ問題は世界的に深刻な問題です。

今回のビーチクリーンでもマイクロプラスチックを含むたくさんのゴミを拾いました。

子ども達がその現状を知り、『海にいる生き物がかわいそう』『ゴミを捨てない方が環境に良いね』『そもそもゴミを出さないようにしよう』という気持ちになってくれたことは大切なことだと思います。

知ることで環境に対する思いも変化します。今回、海山ecoに参加した子たちから、ecoに対する気持ちの輪が広がっていけば嬉しいです!

 

ライトマン

 

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