日々の様子

【冬の冒険キャンプ2023】~スノーハイキング~Vol.3

冒険キャンプ 2024.01.22

冬の冒険キャンプのブログ第3弾は2日目の午前中に行った『スノーハイキング』の様子をご紹介します。

 

「2日目の午前はスノーシューじゃないの?」と子どもたち。

例年だとスノーシューを行っていたのですが、暖冬の影響がここにも出てしまい、雪が少ないことでスノーシューを装着した方が危ない地点があるため、今年はスノーシューの装備をせずに活動を行いました。

深い雪の上を足を沈ませずに進む道具であるスノーシューですが、そもそも足が沈んでしまうほどの量の雪がなかったのです(笑)

 

当初の予定とは少し異なる行程で進むことになりましたが、それは悪いことではありません。

むしろ、子どもたちにとっては足の装備が減って、進みやすいくらいだったかもしれませんね(笑)

 

また、今年もLittlePeaksのミネさんのガイドの元、ハイキングに出発しました!

 

ハイキングに出発する前に、朝の準備運動。

 

体操の方法は丘登り競争です!!

うつ伏せになり雪にお腹をつけて、みんなで並んで「よーいドン!!!!」

 

「はぁはぁ…疲れる…。」と言いながら子ども達が登ってきました。

普段から無限のスタミナで動き回る子どもたちですが、高地の酸素量には敵わなかったようです(笑)(ここは1500mほどの地点なので、横浜に比べると酸素量が少ないのです。)

▽走った後の水分補給。。。

 

準備運動が終わったら、早速森の中に入っていきます!

 

森に入ると早速動物の足跡を発見!

ここでミネさんの『動物足跡クイズ』が始まりました!!

 

ミネさん「この足跡が分かったら100万円あげるよ!」

子「えーマジで!?!?」

ミネさん「おう!ミネはお金持ってるから!(笑)」

子「よっしゃー!」

ミネさん「でもこれ少し難しいからな~。じゃあ1人1チャンスまで!なんだと思う?」

子「テンじゃない?」

ミネさん「え…? あら、、当たっちゃったよ…(笑)」

子「いぇーーい!!!!」

 

子どもたちの知識量と想像力はミネさんが思っていたよりも上だったようで、ミネさんもビックリです(笑)

 

少し進むと、木の根の間に穴を発見しました。

子どもたちは「クマとかいるんじゃない?」と興味と恐怖が入り混じった視線を穴に向けています。

 

そんな中…

 

「おい!!おらぁ!!!クマぁーー出てこい!!!!」

 

ある子が急に雪玉を投げ入れました(笑)

 

周りの子はその姿に驚きながらも、クマがいないことを確認して一安心。

他の子も気が大きくなり、便乗して次々に雪玉を投げ始めました。

 

本当にクマがいたらどうしたんでしょうね(笑)

 

少し進むと池に到着しました。

ここは森の中でも開けた場所で、向こうには乗鞍岳の峰々も見ることができます。

 

例年この池は表面が凍っていてみんなで上を歩くことができますが、今年はどうなのでしょうか?

 

まず、ミネさんが遠くに見える乗鞍岳の説明をしてくれました。

 

ですが、一部の子どもたちは心ここにあらず…。

雪を食べたり、「池の上行けるかな?」と話をしたり、遊びたくてたまらない様子です。

▽でもきれいな景色には子ども達も何か感じるものがあったようです。

 

池に到着しました。

恐る恐る踏んでみると、、、

 

「あっ!ちゃんと凍ってる!!!!!!!!!!」

 

ここからは凍った雪の上で遊び始めました!

「氷割れて落ちないかなぁ?(笑)」と楽しそうに心配している子どもたち。

ですが、まだ凍っているか確認もしていない場所にどんどん進んで行ってしまいます(笑)

 

▽またここでも雪を食べています(笑)

 

天気がいいので、ここで集合写真を撮ることにしました。

 

が・・・

 

子どもたちは全く集まらず…。

 

徐々に集まってきたけど…

 

雪を投げてみて、みんなの顔が写らず…

 

そして、ようやくみんなが写った写真を撮ることができました。

雪は子ども達の動きをゆっくりにしてしまうようです(笑)

 

記念撮影が終わってからも遊び足りない子どもたち。

「ここ掘ってみようぜ!」と言い、池の上に張った氷を掘り始めました。

すると、下から池の水が染み出しているところにたどり着きました。

 

ミネさんは「おい!やめろって(笑)」と止めていますが、子どもたちの好奇心は留まるところを知りません(笑)

※この後、子どもたちの作ったこの落とし穴に僕(ライトマン)の片足がズッポリと沈みました…。

 

そこからまた進みだすといくつもの動物の足跡と遭遇します。

ここは気温が低いので動物たちは棲み処で休んでいるのだと思っていましたが、実はこの雪の中を活発に動き回っているのだそうです。

▽こちらはウサギの足跡です。

 

また少し進むと、この日1番の大きな足跡を発見しました!

その時ミネさんは手袋を脱ぎ、雪の上にあるその動物の足跡の中に手を入れました。

 

「んー、、これはカモシカだね。」

 

足跡の中に手を入れると偶蹄目である(蹄が2個に割れている)ことが確認できたことから、カモシカであると判断したそうです。

他の足跡を特定するときも、大きさや足跡の形を判断材料にこの一帯に生息している生き物の中から何の動物かを判断しているそうです。

子どもたちも続いて手を入れてみます。みるみるうちにカモシカの足跡が子どもたちの手形に変わっていきました(笑)

 

そして、今回の目的地である『善五郎の滝』に到着しました。

日中は気温が上がっていましたが、それでも滝はしっかりと凍っていました。

 

初めてきた子はもちろん、以前に冬の冒険キャンプでここに来たことがある子でも、この景色を見た瞬間はこの大きな滝に圧倒されていました。

 

ミネさん「よーし、行くぞ~」

子「早くつらら欲しいんだけど!」

 

気付けば子どもたちは滝の下まで進んで行っていました!!

 

ここには乗鞍のきれいな水源と空気によって作られたつららがあります。

子どもたちは大きなつららに大興奮!!

▽滝の横の岩場にもたくさんのつららがあり、子どもたちは目移りさせながらいい形のつららを探します。

 

つららを取るのは早い者勝ち!

きれいな形のつららは取り合いになります(笑)

▽「よっしゃ!きれいなやつ見っけた!」「え、それ先に俺が見つけてたんだよ」「でも俺が先に取った!」

 

そこからはこの美味しいつららをいただきます!

善五郎の滝の上流には汚染源(民家など人の生活する場所)がないので水がきれいで、食べても問題ないそうです。

▽善五郎の滝の前でも記念撮影をしました!!

 

帰り道、子どもたちのスタミナと集中力が徐々に切れていきました。

ひたすら遊びながら歩いていたから疲れてしまったのでしょう(笑)

▽大の字になって休憩しています。

 

こうして午前中の活動が終わりました。

子どもたちはしっかり遊びながらも自然の中でたくさんの発見をしました。また、その発見や疑問についてはガイドのミネさんが様々な情報を教えてくれたので、知識も増え、自然を大切にする心もより大きくなったのではないかと思います。

乗鞍の自然を存分に満喫できた午前中になりました!

 

でも・・・。

まだ、午前中なのです・・・。

こんなに遊びましたが、午後にも遊びまくるのです。

 

ライトマン

 

▽当日の活動の様子は下記のブログリンクからご覧いただけます。

 

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