日々の様子

【夏の冒険キャンプ】2023in西伊豆~3日目~

冒険キャンプ 2023.08.21
今回は、夏の冒険キャンプ3日目の様子をご紹介します!
(2日目の様子は、こちらからどうぞ。)

今朝も早起きの子どもたち。男の子の部屋では、仲間と集まってコソコソおしゃべりをしています。何を話しているのか近づいてみると…
▽ 「ドローンういーん!空飛べんだぞ〜!」「ロケット発射!ぴゅー!」
ヘッドライトの紐を外して乗り物に見立てて遊んでいました。

▽ 「なんとなんと!今ご購入される方限定で!半額の!500円!」
有名なテレビショッピングの真似をしたり、食器でマジック遊びをしてみたり。

テレビもゲームも無いからこそ、自分たちで考えて、今ある物で遊びを創り出している姿が印象的でした。

▽お部屋でひと遊びし、お腹が空いたら宿の食堂で朝ごはん。
ご飯やお茶を注ぐことに慣れ、自分の食べられる量も分かるようになってきました。

苦手なものや量が多くて食べきれないものは、箸をつける前にお裾分けします。
子どもたちは、ここ数日の経験から「誰にお願いしたら食べてもらえるのか?」「自分が食べたいものが苦手な子は誰なのか?」を意識して、声を掛けたり席を選んだりしていました。共に過ごし、相手のことを知っているからこその言動ですね!

朝ごはんを食べたら、今日の冒険準備にとりかかります。
大きなバックから活動用リュックに今日使うものを入れ替えるのですが、これがなかなか難しい。
▽準備中、男の子の部屋では何やら会議が始まりました。

「俺のヘッドライトないんだけど!」
「絶対、この部屋のどっかにあるって!」
「リュック探してあげるよ!開けていい?」

自分の準備はそっちのけで、仲間のヘッドライトのために、全員で部屋中を探します。

そんな子どもたちの姿は「困っている仲間がいたら協力すること」というキャンプの掟に従っているのではなく、「自分が探してあげたいから探す」という子どもたちがもともと持っている「真の優しさ」が原動力になっているように感じました。

▽今日の活動地は海ですが、バスで移動した先は山の上。
ここから、歩いて山を下り海に向かいます。

▽アカテガニを発見!

▽10分ほど歩いたら、海の音と香りがしてきました!

▽「え!波やばい!!」
何度もキャンプに来たことがある子は、例年と違う海の様子にびっくり。
この海は、普段は穏やかなのですが、台風の影響でうねりが入ってきています。

▽海のコンディションを確認するため、まずはほっしー(スタッフ)が海へ。
その後ろ姿を見て「すっげぇ、カッコイイ…」「うちらも早く海入りたい!」と子どもたち。

▽「こんな大きい波あったら絶対楽しいじゃん!やったぁ!」と大興奮の子も。

▽まずは、浅いところでスノーケル。
波が来る場所での観察のコツを掴みます。

▽波が落ち着いたタイミングで、数人ずつ海へ。

▽そして、選ばれし最初の6名が海へダイブ!

▽そして、波の影響が少ない活動拠点まで泳いでいきます。

▽こちらは、泳いでいく6名の仲間を見守る子どもたち。
立っている場所には、ときどき大きな波が押し寄せてきます。
「みんな~!大きい波くるぞ~!」波の動きを察知した子が仲間に大きな声で伝え、それぞれ波に流されないように体勢や場所を確保!大きな波を全身で受けて、自然の強さを感じたのではないでしょうか。

「ちょっと怖いけど、なんか楽しい!」という子どもたちの言葉が印象的でした。
やってみたい!遊びたい!という前向きな気持ちが、波に対する怖さを包み込んでいるようでした。

▽その後は、海のコンディションに合わせて、磯遊びや波遊びを楽しみました♪

▽波が身体を押してくれるから、浮いてるだけで楽しい♪

▽タモの代わりにスノーケルマスクを使って、生き物を捕まえています。

▽子どもたちは、小さな生き物を見つけるのが大得意!

▽たくさん遊んだら、お昼ごはん!

▽「早くおかわりしたいから、3個いっぺんに食べちゃおう!」

▽ご飯を食べたら、バスに乗って宿に戻ります。

▽もちろん、今日もプール遊び!日に日に水中技に磨きがかかっています。

▽せっきー(スタッフ)の水中逆立ちも絶好調♪

~野外炊事~
今日の夜ごはんは、自分たちでカレーを作ります!

~調理チーム~

▽「え!これ全部使うの?!」たくさんの野菜を前にびっくりする子どもたち。

▽どんな形なら火が通りやすいかを考えながら、交代で切ります。
家庭によって具材の切り方が違うようで、様々な形になりました。

▽切り終えたら、火起こしチームが用意してくれた鍋に投入!美味しくなぁれ♪

~火起こしチーム~

マッチではなく「メタルマッチ」で火を起こします!
火花は出るのに、火種になかなか着火してくれません。
汗だくになりながら、何度も何度も挑戦していました。

▽こちらは、薪割りをしています。

▽息を吹き入れて、火を安定させます。細く長く息を吹くのがポイント!
「あ~鼻が熱い…」と言いながら、交代でフーフーします。

▽「あ~♪いい匂いしてきた!」

▽目にけむりが入るのをガードするために、ゴーグルを着けているそうです。

~カレーを煮込んでいる間のお楽しみ~

▽せっきー(スタッフ)と歌を楽しんだり…

▽かつお節を削ったり…

▽焼き魚の味見をしたり…

▽カレーの出来上がり!お味はいかに…?

▽今年も、創健社さんより丹沢サイダーをいただきました。
「あぁ~めっちゃ美味しい!」と大喜びでした!

▽食後のデザートは、昨日作った「ところてん」です。
フルーツをたくさんトッピングして、西伊豆の味を楽しみました♪

▽誕生日の子がいたので、サプライズでお祝いをしました!

▽誕生日の子が「このキャンプで、みんなにお祝いしてもらうために、この日に生まれたんだと思う!」と嬉しそうに言っていました。喜んでもらえて何よりです♪お誕生日おめでとう!

▽お腹はいっぱいのはずですが、子どもたちの食欲は止まりません!

▽最後は、ダイナミックに手掴み食べ!
キャンプで食べるケーキは、特別感があるのかもしれませんね。

▽食べ終わったら、全員で片付けをします。

▽お風呂に入り、最後のナイトプログラム。
3日間の振り返りをして、歌を歌いました♪

▽たくさん活動したので、眠たそうな子もちらほら…

▽最後の夜も即寝でした。
夢の中でも遊んでいるのか、素晴らしい寝相アートを見せてくれました。

子どもたちが寝たあとのスタッフ振り返りでは「今日の海遊びは、もあなだからこその経験だったね!」という感想がありました。その日その時で変化する海のコンディションに合わせて、柔軟に活動内容を決めることの大切さを私たちスタッフも改めて感じた1日でした。「もっと遊びたい」「もっと深いところまで泳いでみたい」そんな子どもたちの気持ちと、「海で怖い思いをしてトラウマにさせたくない」そんなスタッフの気持ちを天秤にかけて、安全の範囲内で最大限の体験をする選択ができたように思います。

明日は、この仲間で過ごす最後の日。
きっと楽しい1日になるのでしょうね!

次回は、4日目の活動の様子をご紹介します。
お楽しみに!

みんと

 

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