日々の様子

【冬の冒険キャンプ2023】~スキー編~Vol.5

冒険キャンプ 2024.01.31

冬の冒険キャンプブログの第5弾は子どもたちがずーっと楽しみにしていたスキーの様子をご紹介します。

スキーを初めてやる子が全体の半分以上を占めた今回は、まっすぐ滑る、ハの字で止まるなど基本的な練習からスタートしました。

3日目は終日、4日目は午前中の時間にスキーを行いました。

 

みんな、どれくらい上達したのでしょうか?

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こちらは経験者(スキーに慣れている)チーム。

ブログの始まりは、スキー場でなく宿の裏の広場(雪上運動会の時に会場だった場所)から書き始めます。

 

スキー場は宿から車で10分程度の場所にあります。

もちろんみんな車に乗ってスキー場へ移動します。

 

ですが、一部のスキーに慣れている子たちは宿の裏にあるスキーコース(その時はオープンしていない)を滑りながらスキー場へ向かいます。

車に乗る準備等の時間を考えたら、スキーで向かった方が断然早いのです(笑)

▽下の写真の左奥に見えている建物が宿泊している宿です。

 

経験者は滑って、初心者は車で、それぞれスキー場に到着しました。

いざ、滑ろうと思いましたが、暖冬の影響はここにも…。

なんとリフトが1つしか動いておらず、滑れるコースも2つしかなかったのです。

 

「去年と同じコース滑ろうよ!」と楽しみにしていた子ども達は残念な気持ちだったでしょう。

ですが、今回はゲレンデが開いたことが奇跡と考えましょう!(このキャンプの初日にはスキー場自体が開くかどうか怪しかったのですから。)

 

ここからはレベル別でスキーをしていきます。

 

経験者はコースをノンストップで進んでいきます。

仲間が転んだら止まりますが、それ以外に止まることはありません。

コースは自分たちで選びますし、スピード勝負や追いかけっこだってできます。

スキー板を装着している状態で自由に動き回れると遊びが広がりますね!

▽スピード勝負は大盛り上がり!誰が一番早いかな!?

▽「おーい!転んだから待ってあげよう!」とチームのメンバーが下から見守ります。

 

 

一方、こちらは初心者チームの様子です。

初めてスキーの板をつけたという子もいたので、まっすぐ滑る、ハの字で止まるという基本的な練習から始めます。

▽ぎこちないながらも立つことができました!

 

ここからはキッズゲレンデで練習をします。

まずは横歩きで斜面を登り、滑る練習をします。

 

上手に上まで登ることができても…

「あ、ヤバっ…落ちるかも…。」

 

下までまっすぐ進めたけれど…

 

転んだ…。

 

このキッズゲレンデの真横にはスキーコースがあり、経験者チームの子たちがビュンビュン滑っていきます。

それを見ながら羨ましがる初心者チームの子たち。

 

「いいなぁ・・・」

 

『ゲレンデを何度も登る疲労感』と『頑張っても転んでしまうやるせなさ』に疲れがたまってきたようです。

スキーは楽しいものだ、簡単に滑られると思い込んでいたので、その理想と現実のギャップを痛感したのでしょう。

▽転んだ後に「くそーー!!」といって空を見たまま倒れ込んでいます。

▽こちらは心が折れかけているようです…(笑)

 

スキーの身体の使い方、力を入れる場所は日常の動きの中ではあまりないので、子ども達も感覚をつかむのが難しいようです。

子ども達は遊びたいのにできないというもどかしさを感じていました。

 

スタッフとしても早くゲレンデに出してあげたいのですが、スキーは大けがをする可能性があるため、優しさだけで行かせてあげるわけにはいきません。

練習をしながら、止まれるようになったらいち早くゲレンデでの実践練習をできるようにしています。

 

ですが、あんなに文句を言いながら練習をしていた子ども達が「できない」と嘆いているのは半日くらいのこと。

すぐにコツを掴んで滑られるようになっていきます。

 

できるようになった子からゲレンデへ出発です!!

▽初心者クラスの子たちが次々にゲレンデへ。残っている人数が減っていきます。「なんで俺たちだけ行けないんだよ!」とイライライライラ・・・・・

 

ゲレンデに出るとキッズゲレンデとは比べ物にならないほどのコースの長さと傾斜にビビる子どもたち(笑)

何度も何度も転びながら滑っていき、なんとか一番下までたどり着くことができました。

▽「平らなところ、進むの大変じゃん…」

 

コースの全体がなんとなく分かり、スピード感にも慣れてくれば、スキーは疲れるものから楽しいものに変わっていきます。

 

「もう1回行ける?」

「もう少し滑ってみたい!」

「まだ時間ある?」

「こんなに楽しいとかヤバい!」

「あと1回やろうよ!」

 

子どもたちのスキーへの不安は完全に払拭されたようです!

▽みんなで列を作って滑っていきます!

 

そして、なんと!

1日目のうちに全員がゲレンデを経験することができました!

 

スピードや滑れるコースは違いますが、スキーの楽しさを体験することができたようです。

また、他の子に追い越される時には「おー!頑張れよー!」と声を掛け合っている姿も見られました!

▽あんなにイライラしていたのに、この笑顔(笑)

    

 

こうして、充実したスキー体験をすることができました。

 

初めてのスキー体験に手こずった子もいたようですが、最終的には全員がスキーは楽しいという気持ちを持つことができたようです。

まぁ、見通しを持てずにできないことをひたすら‘‘やらされている’’のでは面白くないですよね(笑)

ですが、それを乗り越えた先には未知の楽しい体験が待っているということも経験できたのではないかと思います。

子ども達からの「冬キャンでスキーあと1週間やろうよ」という要望には応えられるかは分かりませんが、ひとまず今後も1日半という時間で一生楽しいと思ってもらえるような内容を模索していけるよう努めます!

 

この冬の冒険キャンプでの『スキーって楽しい!』という経験が子ども達の原体験となり、これからもたくさんの遊びに挑戦していってくれたらうれしいです!

 

ライトマン

 

▽当日の活動の様子はコチラ!

 

 

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