【冬の冒険キャンプ2023】~雪上運動会~Vol.4

冬の冒険キャンプブログの第4弾は、2日目の午後に行った『雪上運動会』の様子をご紹介します。
雪があるからこそできる競技で構成された運動会。
午前のスノーハイキングに引き続き、午後もLittlePeaksのミネさんに引率いただき活動を行いました。
子どもたちの白熱した勝負の様子をご覧ください!
【雪合戦】
1種目めは雪合戦です。
初日の雪遊びでも雪玉を投げ合って遊んでいた子どもたち。
ですが、雪上運動会はその時とは違ってルールが決まっている雪合戦を行いました。
始めにミネさんからルールの説明があります。
「しっかり握った玉が当たったらアウト。当たったらコートの外に出てね!」
勝利の条件は相手を全員倒す、もしくは相手の陣地にあるピンクの旗を取ることです。
説明が終わったら、早速雪合戦の準備をします。
始めにチームごとに雪玉作りと、簾を使った壁を作成します。
「ここから攻められるかもしれないから、ここは絶対ガードした方がいいって!」
「でも、みんなでまとまって動いたら狙われやすくなるかもしれないよ?」
自チームの守備陣形をどのようにするかはチームにとって非常に重要な作戦の一つです。
子どもたち同士で意見を言い合いながら相手が攻めにくいような陣形を整えていきます。
この日の雪はフワフワでなかなか固まりません。
子どもたちは雪玉作り機を使って、やっとの思いで雪玉をたくさん作っていました。
▽「全然固くならないんだけど…」
「ピンクの旗は取られたら負けるから隠しておこう!」と旗を守ると、相手チームから「旗がちゃんと見えないからズルいって!」とクレームが入ります(笑)
結局、旗を隠すのは無しになりました。
▽ピンクの旗の設置場所はチームで好きな場所に設置できることになっています。
こうして各チームごとに準備が完成したら闘いが始まります。
自分の守備位置について、いざ試合開始!!
闘いが始まると子ども達は大興奮!
「よっしゃーー行けーー!!!」
「全員で突っ込んで旗取っちゃうか!?」
「俺の高速雪玉をくらえぇーーー!!」
この広い森の中に子どもたちの声が響き渡りました。
勝負がついたら子どもたちから「もう一回やろう!」との要望がありましたので、2戦、3戦とたくさん雪合戦をしました。
また、回を重ねるごとに作戦も細かくなっていき、より重厚な陣地になっていきました。
▽「雪玉をたくさん作って、そりに入れておいたら勝てるんじゃない?」
あちらこちらから飛んでくる玉。
子どもたちは跳んだりしゃがんだりしてその雪玉を避けます。
地面が雪だから避け方もダイナミック!
横っ飛びして避けてもフワフワな雪の上だと痛くない!!
▽みんなが狙うのはこのピンクの旗!!
子どもたちからは「もっとやりたい!」という要望がありましたが、次の種目があるので雪合戦はここで終了です。
時間が短かったように感じた子もいたようですが、ここまでですでに1時間くらい時間が経っているのです。
【綱引き】
2戦目は綱引きです。
こちらは一般的なルールと同じで、チームに分かれて綱を引き、制限時間内でより自陣側に綱を引けた方が勝ちです。
子「ライトマン早く入ってよ!じゃないと人数的に不利だから負けるって!!」
写真撮影をしているスタッフがいると不利であると気づいた子はスタッフに早く入ることを促します。
ですが、残念ながら子どもたちの様子を撮影するのもスタッフの仕事なのでそうはいかないのです(笑)
※ある程度写真を撮ったら試合の途中から参戦しました。
「よーい!スタート!!」
「1・2・1・2!!!」
子どもたちの掛け声が辺り一面に響き渡ります。
勝負ごとに関しては大人も子どもも真剣そのものです!
決着がついたらコートチェンジ。
各チーム勝ったり負けたりを繰り返しました。
▽このガチの表情!本気感がたまらないですね~(笑)
最後に大人(6人)vs子ども(13人)という夢の戦いが実現しました!
子どもたちは大人を倒すべく並び順などの作戦を立てています。
もちろん、大人も子どもたちにはまだまだ負けていられません!!
▽手袋を脱いで本気モードの大人チーム(撮:ミネさん)
▽数の多さと作戦で対抗する子どもチーム(撮:ミネさん)
「よーいスタート!!」
この勝負は途中まで綱が全く動かず均衡した勝負でした。
ですが、少しずつ引き寄せられていく大人チーム。スタミナもどんどん消耗していきます。
結果、子どもチームの勝利!!
大人チームとしては今年は残念な結果になりましたが、来年は子どもたちに勝てるようスタミナなどのコンディションを調整して、絶対に勝ちます(笑)
【そりリレー】
最終種目はそりリレーです。
こちらは、そりに載っている雪玉作り機を落とさないように引っ張りながらリレーをするというものです。
走っている途中で落としてしまったら、そこまで戻ってやり直しです。
走る順番が決まったら、スタートラインから「よーいドン!!!」
両チームとも猛スピードで走りだします。
ですが・・・
「落ちた落ちた!!!」
「早く拾って!」
スピードを出すと雪玉作り機がそりから滑り落ちてしまいます。
落としたのを拾っている間に相手チームは遠くまで進んでいます。
スピードとそりのコントロール、2つのバランスがカギを握る種目なのです。
慎重に進んでゆっくりになったり、急ぎすぎて落としてしまったり、なるべく平らな道を進もうと思ったら遠回りになったり。
全員が工夫をしながらチームのために走り切りました。
また、オレンジチームは作戦が上手くいったからなのかは分かりませんが、全員が終わるまでに相手に2周差をつけていました(笑)
勝負の世界は厳しいのです。
こうして雪上運動会の活動が終わりました。
全種目を総合した最終的な結果はオレンジチームの勝利でした!!
結果はともあれ、子どもたちは雪があるからこそできる遊びを満喫できたようです。
午前中のスノーハイキング、午後の雪上運動会と1日を通して外で遊びつくしました。
(ちなみに先日のブログで紹介したナイトプログラムもこの日の夜に行っています(笑))
何にも縛られることなく、1日中全力で遊ぶことができるのが、もあなキッズ自然楽校の冒険キャンプの醍醐味なのです。
▽当日の活動の様子はコチラ!
ライトマン
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