【海山キッズ】海辺でキャンピッシュ 2月3日
今回の海山キッズは、大磯の海岸でキャンピッシュを行いました。
メインの活動はテントの設営!
子ども達は「家族でキャンプに行ったことがあるからテントなんか簡単に建てられるよ!」と自信満々な様子。
電車を乗り継ぎ、近くにいる友達と話しながら活動地に向かいます。
活動地に到着し、早速拠点作りを開始!
5~6人用と2~3人用のドームテントを2つのチームに分かれて設営をしていきます。
チームによって設営する順番が違います。
2~3人用テントチームは快適に過ごせる場所探しから!
子どもA「砂浜はコンクリートや地面に比べて柔らかいから過ごしやすいんじゃない?!」
子どもB「テントの中に砂が入るのが嫌だから草の上にしようよ!」
全員「それ、いいね~!」
設営する場所を決めインナーテントを広げ張っていきます。
5~6人用テントチームは備品の数を確認し、設営する場所を決める前にテントを張ることにします。
「場所は後で移動すれば大丈夫!まずはポール(テントの骨組み)を組み立てよう!」
備品の確認を終え、袋からインナーテントを出し広げ、経験者の子が張り方の説明をしていきます。
「この向きで四つ角にペグを刺して、固定して!」
インナーテントを張る時に普段見えることのないフロア裏が一番上に…あえてスタッフからは口出しをせずに見守ります。
「なんかこれ違う!」
ある子が違和感に気づき、スタッフの堪えきれなかったニヤニヤを察しテントを捲り上げます!
ポールの行先に困っていた経験者の子ども達も張り方が違ったことに気づき全員で裏返します。
経験者の子どもは「設営したことあるけど、このタイプのテントじゃないから!」と恥ずかしそうに言っていました(笑)
次にポールをインナーテントに接続する行程。子どもの身長の倍以上あるポールに両チームとも苦戦。
▽「ポールが長すぎて全然入っていかないんだけど、ちょっと手伝って!」
そして、力の限りグローメット(ポールを留める金具)に差し込めばポールがテントに接続できますが、「もし壊れてしまったら」と躊躇してしまうことも苦戦の要因だったのだと思います。
▽「本当にこの穴に入るの?!結構力入れているけどポール折れない?!」
5~6人用チームはインナーテントが張れたので、快適に過ごせそうな草の上にテントの4つ角を持って移動させます。
「引っ越しだぁ~!!」
簡単に移動ができることは、ドームテントの利点ですね!
移動先でインナーテントにフライシートを掛け完成?!
▽「どこにつけるポール?!」子どもたちの頭の上には「?」が浮かび上がります。
テントの外側、内側を隅々まで捜索!
「あった!」付けられそうな場所を見つけ接続していきます。
これは居住性を上げるためのリッジポールという部品でした。
設営が終わり、張ったテントで休憩するかと思いきや走って海に向かう子ども達。
2月の海ということで流石に寒い!普段の海山と比べて海に入る子どもは少なかったです。
波打ち際で穴を掘り、波に負けないダムを砂で建設。
砂の感覚を楽しみながら想像力を膨らませ遊びに没頭します。
遊びが一段落して、昼食の時間。設営したテントの中で「いただきま~す!」
子どもA「テントの中は風が無く砂が入ってこないから快適だね!」
子どもB「葉っぱの上にテントを張ったからフカフカで気持ちい~!」子どもC「ちょっとデコボコしてない?!」
子どもD「テントの中焚火の匂いしない?!」子どもC「キャンプの匂いがして僕は好きだよ!」
テントを張ることで子どもたちだけの特別な空間となり、普段の海山と少し違った雰囲気の昼食になりました。
昼食を食べ終えたら午前中の遊びの続き!
身体にジャストフィットを目指して砂ベットを作ります。
海風と太陽で温められた砂がマッチして気持ちが良さそうです。
アウトドアナイフで木を削りスプーン作りにも挑戦しました!
こちらは、身に着けていたニット帽とジャンパーを丸めてボールの代わりにしビーチサッカーやビーチバレー、野球を楽しんでいます。
「ボールが無いからできない」のではなく「無いものは身近にある物や自然に落ちている物を使って作ってしまえばよい」という斬新なアイディアが生まれる子どもたちは遊びの天才ですね!
帰る時間が近づき、チームで協力しテントを片づけます。
子どもA「どうやって中の砂を出そう…。」
子どもB「手ではたいたら出せるよ!」
子どもC「テントをひっくり返そうよ!そうしたら一気に砂が出るんじゃない?!」
インナーテントの4つ角を1人ずつ持ってバサバサバサ!
テントを広げてどんどんと小さく畳んでいきます。
子ども「本当にこの袋に入ってたの?!」袋にしまうことが一番大変そうでした。
【おまけエピソード】
「オーオオ オオ オオー♪ オオオ オオオオ オーオー♪ オーオオ オオ オオー♪ オオオ オオオオ オー♪~」
この日の夜にTVでサッカーの代表戦があるらしく、日本の勝利を願いチャントを歌っていました(笑)
海山キッズは学校や学年が違う子どもが集まり活動しています。
初めは誰も知らないところで不安がいっぱいだったと思います。年間で様々なプログラムを一緒に体験することで、少しずつお互いのことを知り仲良くなっていきます。月に1度会うことができる特別な友達となり、肩を組み横に揺れ一緒に歌を歌うほど絆が深まっているのが分かりました。
大磯の海岸に子どもたちの可愛いチャントが響いていました(笑)
次回の海山キッズは今年度最後の回です。今年度の仲間とどんな遊びが広がるのか楽しみです。
てっちん
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