日々の様子

【もあなのいえ】地球の日「海水を見る~小さい海を見てみよう~」

2021.06.09

第4回地球の日は「海水を見る~小さい海を見てみよう~」というテーマで行いました。

今回は内容が盛りだくさんでとても濃い内容でした。

 

最初の子どもへの質問

「プラスチック食べたことあるひと~」

不思議な質問から始まりました。

一見どういうことか分からない問いではありますが、今までの地球の日の流れを理解している子どもたちは「食べたことある!」と挙手しました。

マイクロプラスチックが体内に入っていることを知っている子もいたようです。

 

スタッフ「1週間に5gも体の中に入っているんだよ。じゃあ、1ヶ月だとどうかな。1年は?」

小さな積み重ねが、大きな蓄積になっていることを知りました。

 

そこで実践編。

マイクロプラスチックを探して、どれだけ小さいかを体感してみました。

 

まず、塩をカップに配ります

 

そして、そこにマイクロプラスチックを混ぜます。

大量の塩に対して、一つまみのマイクロプラスチック。

しかも、それを指で混ぜてしまったので探すのは非常に困難です。

 

みんなプラスチックを必死に探します。

 

塩から探し出したプラスチックを顕微鏡で観察します。

塩の粒に対して、同じくらいの大きさの糸のようなもの。

「小さいなぁ」

「これ食べちゃうかもしれないじゃん!」

「うゎ!こんなにいっぱい入っている!」

驚きの連続です。

 

マイクロプラスチックの観察が終わったら不純物交じりの塩を濾過して、次の観察に使える用に処理します。

キッチンペーパーに使用した塩を入れ、水をかけることで塩水だけを落とし、プラスチックのみをペーパーに残します。

最後はワークシート。

・どんなものが入っていた?

・全体を通してどう思った?という2点について書きました。

・砂にたくさんのマイクロプラスチックがあった

・こんなものを食べちゃうんだな

・自分が普段食べている物の中にプラスチックが入るなんて考えたこともなかった

・海にこんなにあると思わなかった

というような意見が出ました。

 

これまでマイクロプラスチックについて学んできましたが、実際に見ることで印象が全く変わった様子でした。

 

今後、子ども達がマイクロプラスチックを意識して生活できることが、地球環境やごみ問題の改善への第一歩になります。

実際にプラスチックが体内に入っていることを、顕微鏡を使って学べたことが今回の大きな収穫であったと思います。

ライトマン

 

▼今回の活動の様子を動画で見られます!▼

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対象:小学1年生~小学6年生

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