【もあなのいえ】わたしの服どこで誰がどんなふうに作ってくれたの?
9/12(日)に、もあなのいえで行っている地球の日の特別版を行い
4家庭の方々がご参加いただきました!
当日はピープルツリーの鈴木さんに洋服ができるまでに
どう人と地球に影響しているかをお話してもらいました。
材料の調達、布にする、染める、縫う、お店で売る、着る、洗濯する、着られなくなるなど書かれたカードを
どんな順番が”洋服の一生”なのかを考えて、相談しながら並べました。
洋服の一生の順番がわかったら、人と環境に影響することを考えました。
土が汚れる、水をたくさん使う、薬を使う等の環境に影響すること
作りすぎ、すぐ捨てる、病気になる、安全にお金をかけない等の人が影響すること
これらの問題がどこの段階で起きているのか、考えました。
大人でも答えられないような問いがたくさんありました。
1枚の洋服に関わることを考えた後は普段目に見えない世界を見せてくれました。
なんで洋服があんなに安いのか
どのように作られているのか
誰が作っているのか
家が貧しく、子どもでも学校に行かないで働かなくてはいけない。
学校に行かないので難しい字を読めない、書けない、計算ができない。
自分に不利な契約書にサインをしてしまう。
不当に安い賃金で仕事をするしかない。
と言った貧困の悪循環から抜けられない現実も教えてくれました。
フェアトレードと聞くと少し高い分現地の人にその分支払われると思っていませんか?
もちろん、正当な対価が支払われますがフェアトレードのシステムはそれだけではなく地域も作ります。
仕事を安心して行えるように病院や保育園、学校を作る等の環境も整備しています。
フェアトレードの商品は、そうでない物に比べ確かに高いです。
しかし、値段の差にこれだけのものが含まれていると知ったら安いと感じませんか?
(そもそもの話ですが、普段の生活で目にする値段は適正か?を考える必要もありますよね。適正かどうかを知るためには、何が誰がどうやって製品になったかがわからないと判断できませんよね。値段以外の見えないところも何か買う時の選ぶ要素になるといいなぁと思っています。)
現在の日本ではフェアトレードの商品を買いたくても一部のお店でしか目にしないのが現実です。
徐々に店頭に並び、買う人が選択できるような社会になってほしいです。
最終的にはフェアトレードのマークが必要にならないくらい当たり前になることを願っています。
その未来を創る子ども達に伝え続けます。
ほっしー
学童保育もあなのいえに興味のある方は、お気軽にお問合せください。
無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17:30頃お迎えに来て頂き、30分程度お子さまの様子や入所についてお話をします。
【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生
【お問い合わせ】
放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
横浜市営地下鉄センター北駅より徒歩5分
電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org