日々の様子

【もあなのいえ】衣の日 衣服の構造の調査とリメイクに挑戦

もあなのいえ 2023.02.10

今回の衣の日は、着なくなった衣服を一枚の布になるよう分解し、縫い目や折り目から衣服がどのように丈夫に作られているのか探っていき、一枚の布に変わったものをまた新たなものに作り変える『リメイク』を2週に分け活動を行いました。

【1週目】衣服の構造を確かめてみよう!

子どもたちに着なくなった衣服を家から持ってきてもらい活動を行います。
衣服の縫われている部分を書き出し、どんな縫い方なのか、分解する際にどこが丈夫に縫われているのか記録を取りながら糸をほどいていきます。

子どもたちも初めは真剣。普段衣服をハサミで切る機会なんてないからでしょう。
分解していくと子どもたちの中で部分によって縫い方が違うことに気づいていました。

衣服を分解して気づいたことがありました。
それは「なかなか糸が解けない」ことです。子どもたちも苦戦している姿が見られ解こうとしても解けないほど衣服は丈夫に作られていることが分かりました。

【2週目】リメイクに挑戦!
1週目に分解した布を使い新たなものに作り変えていきます。今回は型紙も作るものもありません。
子どもたちの作りたい物、今は持ってないけどあったら便利な物を自由に制作OKな日です。

制作の前に学びの時間です。
せっかくリメイクをするので衣服に関する環境問題について子どもたちに考えてもらいました。
アパレル業界でも、環境への影響、大量のゴミなど色々な問題があることを知っていますか?
毎年流行がありたくさんの衣服が作られいています。作るということはその分衣服が捨てているということにもなります。その中にまだ着られる服が大量に捨てられています。
そして、大量に安い服を作るために働く人にも労働に見合ったお金を渡さないことも起こっています。
また、服を作る際に大量の水が使われ化学繊維による水質汚染も懸念されています。

そんな現状を少しでも止めるために私たち、子どもたちにできることは何でしょう?
必要な物だけ買うこと、物を大切に使い直せるものは直すことなど一人一人が意識することで改善へとつながるのではないでしょうか。

学びを終えたらこれまでの経験を生かして自由に制作開始です。

今回は自由に子どもたちの好きなものへと作り変えます。
自由と言われると「なにをつくればいいいんだぁ~!!」困ってしまう子がいました。
過去の型紙を見直し作りたい物を探します。

一方、頭の中に作りたい物ができている子は黙々と作業に入ります。
自分の手に合わせて布を切っていきます。何を作るのでしょうか?!

作業を進めていくと縫い代部分を忘れてしまい指が入らず…手袋発想は素晴らしい!

今回、失敗もあり作り終えることができませんでした。
次回も自由制作なので失敗から学び続きから進めていきます。

▽当日の様子をご覧ください

てっちん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー学童保育もあなのいえ無料体験

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無料体験は、平日15~18時に実施しています。
もあなのいえに通う小学生の子どもたちと一緒に活動します。
保護者の方には17:30頃お迎えに来て頂き、30分程度お子さまの様子や入所についてお話をします。

【概要】
開所時間:平日(月~金)下校時~19:00、学校休暇時期 8:00~18:30
対象:小学1年生~小学6年生

【お問い合わせ】

放課後児童クラブ「もあなのいえ」
住所:横浜市都筑区中川中央1-39-11
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電話:045-482-3966
メール:moanahouse@moanakids.org

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